何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

多読ジムの名物冊師が”気になる読衆”にずばりインタビューする新企画「冊師が聞く」。
第三回のインタビュアーは中原洋子冊師(スタジオNOTE)。今季Season06の「三冊筋プレス」は締切寸前。次シーズンの多読ジムSeason07の申し込みも締切寸前。多読ジムとはどんな講座なのか?
◆小林奈緒さん(スタジオNOTES)◆
14&37守、14,37,42破、守破両方のお題改編の前後を学衆として体験されている大ベテラン。村上春樹ファン。教育関係の出版社にお勤め。小学生と2歳のお嬢さんと旦那様の4人家族。「会社員」、「母」、「妻」というポリロールをこなしながら、多読ジムをシーズン02から継続受講。超多忙の中、シーズン04では物語講座を受講しつつ、多読ジムの正規お題をコンプリートという偉業を達成。ナウル諸島に行きたい…と呟く多読ジマー。
第3回のインタビュアーは中原洋子冊師(スタジオNOTES)。多読ジムには、他講座のロールを抱えた人が多い。もちろん完走は大変だ。しかし、ここに「会社員」、「母」、「妻」というポリロールをこなしながら、多読ジムと物語講座を同時受講し、見事に完走した者がいる。なぜ、彼らはポリロールしながら駆け抜けられるのだろう? その秘密に迫ってみた。
◎多読ジム season07・夏◎ 締切間近!!
∈START
2021年7月12日(月)
∈MENU
<1>ブッククエスト(BQ):ノンフィクションの名著
<2>エディション読み :『文明の奥と底』
<3>三冊筋プレス :笑う3冊
∈URL
中原洋子
編集的先達:ルイ・アームストロング。リアルでの編集ワークショップや企業研修もその美声で軽やかにこなす軽井沢在住のジャズシンガー。渋谷のビストロで週一で占星術師をやっていたという経歴をもつ。次なる野望は『声に出して歌いたい日本文学』のジャズ歌い。
【軽井沢別想フロンティア】浅羽米プロジェクト2025 Vol.03
八月は別名「秋風月」という異名を持つ。 夏の暑さが和らぎ、秋風が吹き始める頃であるからだ。 軽井沢も例年なら朝夕は肌寒さを感じ、長袖のカーデガンを身にまとう時期だが、今年はいまだに出番がない。 毛皮を身に纏ったペットたち […]
【2025秋募集★軽井沢別想フロンティア】浅羽米プロジェクト2025 Vol.02
2025年の夏は、関東では40℃越えの日々が続いた。 軽井沢も33℃という暑さを記録し、冷房設備のない家では購入計画が練られた。 この暑さの中、浅羽米はどのように育っていくのだろうか。 &nb […]
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【多読アレゴリア:軽井沢別想フロンティア倶楽部】軽井沢のトポスを編む旅へ。
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【多読アレゴリア:軽井沢別想フロンティア倶楽部】別想の軽井沢で自分だけのトポスを深掘りしてみる
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。