【松岡正剛 映写室 Take-02】黒板で思考をキリトル 

2022/01/22(土)07:42 img
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 【松岡正剛 映写室】は師範の林が松岡正剛の表舞台、裏舞台を動画撮影した記録を蔵出ししていくEdist企画です。

 

 【Take-02】は、昨年も取り上げた松岡インタビュー(2021年4月初旬収録)の場面を切り取ってお届けします。数時間に及んだ収録素材はまだまだ見所満載なので、今後もシリーズとして取り上げていきます。松岡は講義や講演で様々なメディアを使うのですが、中でもよく目にするのが「黒板」です。編集学校で使っているモノは赤いフレームの縦長、キャスター付きで両面に書き込める特注品。「千夜千冊の秘密」の講演でも樫山代官山に持ち込んで使われました。今回はこの「黒板」が松岡にとってどんな意味があるのか、秘密に迫ってみました。

 

【松岡正剛 映写室 Take-02】黒板で思考をキリトル 

 

※インサート映像は「千夜千冊の秘密」リハーサルの一部です。

 

撮影・編集 林朝恵
撮影 後藤由加里
協力 寺平賢司

【Back Number】

【松岡正剛 映写室 Take-01】どこでも読む書く

 

【千夜千冊の秘密リンク】

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  • 林朝恵

    編集的先達:ウディ・アレン。「あいだ」と「らしさ」の相互編集の達人、くすぐりポイントを見つけるとニヤリと笑う。NYへ映画留学後、千人の外国人講師の人事に。花伝所の花目付、倶楽部撮家で撮影・編集とマルチロールで進行中。

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コメント

1~3件/3件

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何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
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作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
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若林牧子

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