何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

第82回感門之盟「エディットデモンストレーション」の2日目が終了した。公開された関連記事の総覧をお送りする。
文:福井千裕
校長の内なる過剰に追いつきたい:司会梅澤の編集モンスター宣言【82感門】
文:細田陽子
デーモンは夜中に育つ:八田律師メッセージDay2【82感門】
文:清水幸江
テキスト・レイアウト:清水幸江
文:阿部幸織
テキスト・レイアウト:福井千裕
文:畑本ヒロノブ
テキスト・レイアウト:清水幸江
一滴の編集が波紋となり世の中を変える:原田淳子[破]学匠メッセージ【82感門】
文:安田晶子
ハイパーの肝は組み合わせ:第6回P-1グランプリ結果発表【82感門】
文:清水幸江
39[花]放伝式 花伝扇・玄々書・師範選書授与【82感門】
テキスト・レイアウト:清水幸江
52[守]教室名発表!目ぐすり、盆をどり、ピアニッシモ、校長ヴァージョン…!?!【82感門】
テキスト・レイアウト:福井千裕
90秒タイムアタック「多読ジム」デモンストレーション【82感門】
文:畑本ヒロノブ
文:北條玲子
盗む門には物怪来たる〜モンスターの見つけ方:Day2オープニングゲストトーク1曼名伽組・小島組長【82感門】
文:清水幸江
祇園の擬法〜モンスターの育て方:Day2オープニングゲストトーク2九天玄氣組・中野組長【82感門】
文:清水幸江
文:北條玲子
イシスの魅力が大噴出!「90秒タイムアタック」8連発!【82感門】
文:福井千裕
【関連記事】
【第81回感門之盟】律走エディトリアリティ Day1 公開記事総覧
上杉公志
編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。
「松岡校長のブックウェア空間を感じて欲しい」鈴木康代[守]学匠メッセージ【89感門】
読書することは編集すること 「読書」については、なかなか続けられない、習慣化が難しい、集中できずにSNSなどの気軽な情報に流されてしまう――そうした声が少なくない。 確かに読書の対象である「本 […]
「松岡正剛の方法にあやかる」とは?ーー55[守]師範陣が実践する「創守座」の場づくり
「ルール」とは一律の縛りではなく、多様な姿をもつものである。イシス編集学校の校長・松岡正剛は、ラグビーにおけるオフサイドの編集性を高く評価していた一方で、「臭いものに蓋」式の昨今のコンプライアンスのあり方を「つまらない」 […]
第87回感門之盟「感話集」(2025年3月29日)が終了した。これまでに公開された関連記事の総覧をお送りする。 【87感門】感話集 物語づくしのスペシャルな1日に(司会・鈴木花絵メッセージ) 文:今井早智 […]
「講座の中で最高に面白い」吉村林頭が語る「物語の力」とは【87感門】
イシス編集学校の校長・松岡正剛が、編集工学において、「方法日本」と並んで大切にしていた方法。その一つが「物語」であり、この物語の方法を存分に浴びることができる場が、イシス編集学校の[遊]物語講座である。 「 […]
色は匂へど 散りぬるを 〜Open Perspective〜 「い」 色は何色? わけてあつめて 虹となる [用法1]わける/あつめる 2025年3月15日、桃や梅が春の到来を告 […]
コメント
1~3件/3件
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。