何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

イシス編集学校の教室名のネーミングはすべて校長の松岡正剛が手がけている。教室ネーミングはいわば、松岡の編集稽古でもあるわけだ。
50[守]は全23教室。「カッパ」に「らくらく」、「ゆるゆる」に「ビーイング」、「参画」に「さしかかる」、「釣果」に…「そうか!」!!! 師範代のディープな好みと、「何だこれは!」と誰もがあっと驚く意外さ、ネーミングのインプロヴィゼーションを左右する松岡の気分が躍如する唯一無二の一種合成、唯一無二のネーミングの妙味、ここにあり。
【79感門】では、佐藤健太郎とアイドルママ新井和奈の司会と、梅澤光由のキーボードが、まさに”さしかかる”演出を”参画”し、冠界式に編集の花を添えた。
◆大塚剛史師範代 / ここいら普門教室
◆川上有鹿師範代 / カッパらくらく教室
◆林愛師範代 / みちのく吉里吉里教室
◆西村洋己師範代 / 傑作ペパーランド教室
◆森川絢子師範代 / 代々ビオトープ教室
◆稲森久純師範代 / 釣果そうか!教室
◆原田祥子師範代 / 斜月薫風教室
◆川崎路織師範代 / 見参水心子教室
◆高本沙耶師範代 / とれもろドローン教室
◆恩田偉志師範代 / 歓察めげない教室
◆三浦一郎師範代 / 参画さしかかる教室
◆竹嶋克之師範代 / ゆるゆるビーイング教室
◆中村裕美師範代 / モモめぐむ教室
◆仁禮洋子師範代 / 悠阿弥アメリ教室
◆田中志歩師範代 / 50gエンシオス教室
◆黒田領太師範代 / ミネルバ・ロードス教室
◆得原藍師範代 / 柑橘カイヨワ教室
◆川村眞由美師範代 / 厳選タングル教室
◆新坂彩子師範代 / 異次元イーディ教室
◆小野泰秀師範代 / ダルマ・バムズ教室
◆山下雅弘師範代 / 外骨ジャーナル教室
◆遠藤健史師範代 / 止観エンドース教室
◆紀平尚子師範代 / アスレ・ショーコ教室
「アイドルママ」こと新井和奈[守]師範と「象印のサケン」こと佐藤健太郎錬成師範の軽やかな進行に、冠界式は笑顔と拍手に包まれていた。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花伝所]、技法研鑽コース[遊] […]
【プレスリリース】「思考の武器、表現の食器、発想の楽器」を手に入れる。生成AI時代を生き抜く「編集力」を38の思考の型で鍛える基本コース第56期[守]、10月27日に開講。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
第89回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月20日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 イシス校舎裏の記者修行【89感門】 文:白川雅敏 本を纏う司会2名の晴れ姿 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
1~3件/3件
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。