何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

松岡正剛が校長をつとめるイシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。2023年も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
では2023年初、1月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
(今月のカバー写真は、1月の季語「ざぼん」)
2023年1月8日(日) お正月エディッツの会 オンライン開催
「エディッツの会」は、アイディアがわき表現力がひろがる「編集の型」を使って遊ぶおやこ参加型のオンライン・ワークショップ。今回は10時~11時30分、干支にちなんだ編集ワークで遊ぶ予定。
*親子に限らず、ご興味のある方はどなたでもご参加いただけます。詳細・お申込みはこちらから
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2023年1月9日(月) 多読ジムSeason13 開始
読書筋を刺激して、読書筋を大きくする「多読ジム」通常コースがスタート。Season13・冬のコラボ企画パートナーは、小倉加奈子析匠の主宰する「MEditLab」。
▶関連情報 【多読ジム×MEditLab】お医者さんに読ませたい三冊 コラボ企画第四弾
2023年1月9日(月) 第7回 師範IS&IS講
2019年2月発足した「師範IS&IS講」。イシス編集学校の師範が集い、編集工学を深め、研鑽し合う特訓場。
▶関連記事「師範IS&IS講 11/30開催」
2023年1月14日(土) Hyper Editing Platform [AIDA] シーズン3 第四講
10月15日からスタートしたHyper Editing Platform [AIDA]シーズン3の第四講が開催。
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2023年1月15日(日) 第50期[守]田中優子氏特別講義 「田中優子の編集宣言」
法政大学前総長である田中優子氏が、特別講義を実施。イシス編集学校入門者以外の方も参加可。
参加お申し込みは、こちらの記事からご覧ください↓
▶関連情報 【申し込み開始!】法政大学前総長・田中優子氏がソロ講義 江戸の編集力を現代人が身につけるために
2023年1月15日(日) 物語講座15綴 選評会議
[物語講座]の指導陣が集まり、選評会議が行われる。
▶関連情報 [15綴・物語講座]「あいだ」を物語る、リアル稽古・蒐譚場
2023年1月21日〜22日(土・日) 第38期 花伝所 敢談儀
花伝所の最後を締めくくるオンライン講座&面談。これまでの演習を振り返り、師範からの評価とアドバイスを携えて、師範代になるための最後のプログラムが開催される。
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2023年1月22日(日) [破] AT賞選評会議
[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の選評会議が行われる。
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2023年1月28日(土) 【一日限定】6万冊の本楼エディットツアー
世田谷豪徳寺にある6万冊のブックスペース「本楼」を開放し、エディットツアーを開催。ナビゲーターは吉村堅樹 林頭。普段は見ることができない2階の学林堂から1階の本楼まで、本を手に取りながら空間と編集術&多読術を存分にお楽しみください。
詳細・申込:6万冊の本楼 エディットツアー
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2023年1月25日(日) 輪読座
今期は三浦梅園を取りあげている。第四回は、”『玄語 4』【天冊 立部本神】を読む”がテーマ。
輪読座は、今からでも途中参加が可能。ご参加希望の方はお問い合わせください。
※詳細・お申し込みはこちら
▶ 関連情報 【受付開始】10/30〜輪読座「三浦梅園『玄語』を読む」情報公開&申込受付中!
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過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花伝所]、技法研鑽コース[遊] […]
【プレスリリース】「思考の武器、表現の食器、発想の楽器」を手に入れる。生成AI時代を生き抜く「編集力」を38の思考の型で鍛える基本コース第56期[守]、10月27日に開講。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
第89回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月20日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 イシス校舎裏の記者修行【89感門】 文:白川雅敏 本を纏う司会2名の晴れ姿 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。