何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ–セイ)」。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
それでは5月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2021年5月】
2021年5月1日(土) 第35期 ISIS花伝所 ガイダンス
イシス編集学校の編集コーチである師範代養成のコース花伝所が、満員御礼でスタートしています。4月からゴールデンウィークの5月3日までプレワークが行われ、1日にはガイダンスが開かれます。
▶関連情報 「34花「お楽しみはここから」ガイダンス」
2021年5月8日(土) 第35期 ISIS花伝所 入伝式
ISIS花伝所では、道場で師範の指導を受けながら、インタースコア編集力を身につけるための5つのMを徹底的に鍛錬していきます。開講日には全員が集う入伝式が行われます。
▶ 関連情報 「[週刊花目付#001] 解釈の冒険、あるいは表象の発見」
▶ 関連情報 「仮説と師範とカタルトシメス 34[花]入伝式 10shot」
2021年5月9日(日) 学校説明会
春講座にまだ間に合います。2021年春講座には、限定受付中の「速修プラン」があります。遅れて、しかし、速度を上げて進んでいくコースはビジネスマンにも人気のコース。学校説明会が開催されます。詳細・お申し込みはこちらからどうぞ。
▶ 関連情報 「45[守]の今 前代未聞の速修コースで起こっていること」
2021年5月9日(日) 子どもエディッツの会
4/11にオープンしたイシス子どもフィールドが主催。オンラインで初顔合わせする例会、主人公は子どもです。
2021年5月11日(火) クロスボード会議
春講座がスタートした各講座ディレクターが集合。今期の方針やNEXT ISISの取り組みについて話し合います。
2021年5月15日(土) 第76回 感門之盟(14離)
第76回感門之盟(コース修了式)の対象は、14離のみとなります。4月12日正午に閉院。その後、離の卒業論文に当たる「離論」の提出を行い、認定されるかどうかが決まります。離の内容は門外不出とされるなか、遊刊エディストでは、指導陣の一人としての日記を綴り続けた小倉加奈子さんの連載をあらためて振返ってご覧いただきたいものです。
▶ 関連情報 「をぐら離 文巻第12週 ─「伝統と革新のあいだ」」
▶ 関連情報 「十三[離]退院式開幕 第72回感門之盟」
2021年5月23日(日) AT賞選評会議1
[破]で開催される「アリスとテレス賞」(AT賞)の選評会議が行われます。
▶ 関連記事 「編集用語辞典04[アリスとテレス大賞]」
▶ 関連記事 「44[破]AT物語・アリス大賞受賞対談―別院で自分の名前を見つけて―」
2021年5月24日(月) 第47期[守] 速修コース開講
速修コースが30名限定で5月末よりスタートします。
▶ 関連情報 「加速する思考を体感すべし![守]速修コース申込み開始」
2021年5月24日(月) 千夜千冊EDITION 書店フェア開始
千夜千冊EDITIONの記念すべき20冊目『仏教の源流』の出版にともない、エディション・フェアが始まります。ジュンク堂池袋店を皮切りに全国各地で予定されています。
▶ 関連情報 「遂に20冊!エディション『仏教の源流』発刊」
▶ 関連情報 「サブカルズを読むサブカルズ、本楼に集う」
2021年5月26日(水) ハイパーエディティング・プラットフォームAIDAサロン 「間会」Vol.1 開催
ビジネス・パーソンを対象としたハイパーエディティングプラットフォームAIDA参加者を中心としたサロン「間庵」が5月からスタートします。今回、庵主には江戸文化研究者・田中優子さんをお迎えします。間会とは、間庵参加者が集い、方法日本を楽しみ学ぶ場。その第1回目の開催です。
▶関連情報 「【新春企画★Quedist】田中優子さんインタビュー(1)ISISデビュー:広げるほど深くなる」
▶関連情報 「ハイパーエディティングプラットフォームAIDA」
2021年5月29日(土) 46[破] 伝習座
伝習座とは、指導陣たちが集い、指南の腕を磨き、編集工学を深める学びの機会です。4月開講となった46[破]の伝習座が行われます。
▶ 関連情報 「45[破]伝習座「50グラムの勇気を携えて」原田学匠・中村評匠メッセージ」
▶関連情報 「春爛漫、師範代が羽ばたくために8時間 47[守]46[破]伝習座開催」
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花伝所]、技法研鑽コース[遊] […]
【プレスリリース】「思考の武器、表現の食器、発想の楽器」を手に入れる。生成AI時代を生き抜く「編集力」を38の思考の型で鍛える基本コース第56期[守]、10月27日に開講。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
第89回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月20日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 イシス校舎裏の記者修行【89感門】 文:白川雅敏 本を纏う司会2名の晴れ姿 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
1~3件/3件
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。