何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
コロナウィルスの感染拡大を受けて、自宅待機や活動自粛、リモートワークの日々をおくられている方も多いと思います。このような不急の事態では、ネットの学校「イシス編集学校」では、自粛でも強行突破でもない、新しい編集を目指していきたいと思います。
それでは、4月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2020年4月】
2020年4月2日(木)エディットツアー オンライン開催 navigated by 吉村堅樹
昨年10月は台風のためにZoom初開催となった。今年4月のエディットツアーも外出を控えたい方にもおすすめのオンライン実施。吉村林頭自らがナビゲート。
▶関連記事「台風どうなる?エディットツアー史上初の試みへ」
2020年4月4日(土)エディットツアー・オンライン 開催 / 学校説明会
基本コース[守]の申し込み締め切りは、4月13日(月)!
▶関連記事「10/12開催 思い立ったらイマ!未来を創る編集ツアー」
2020年4月5日(日)[破]伝習座オンライン開催
2019年10月から始まった第15期「稽古と本番のAIDA」の最終講。[守]の伝習座に続き、[破]の伝習座も初のオンライン開催へ。
▶関連記事「第149回伝習座速報 林頭メッセージ「有事こそ『未生の模様』をうみだす契機に」
2020年4月5日(日)エディットツアー オンライン開催 navigated by 上杉公志
▶関連記事「「月」をおともに エディット・ツアー」
2020年4月11日(土)学校説明会/33花ボード会議
▶関連記事「ニューヨークの夜明けまで 32[花]師範ボード会議」
2020年4月13日(月)多読ジムS2開始/44[破]・45[守] 受付締切
多読ジムSeason2がいよいよ開始。44[破]・45[守]に挑戦する方はお急ぎください。
▶関連記事「松岡正剛が語る「多読」の極意──多読ジム第二回工冊會」
2020年4月20日(月)44[破]開講 /45[守]開講
イシス編集学校はオンライン上でのラーニングなので、4月に予定通り開講いたします。師範代・師範たちを要チェック!
▶関連記事「伝説の73感門コレクション 春の雪舞う百花繚乱」
2020年4月26日(日)輪読座 第1回 開催
イシス20周年記念となる今年の輪読座のテーマは「世阿弥を読む」!第1回は『風姿花伝』を読みます。
▶関連記事「今こそ日本を考える!吠えるバジラの輪読座」
お申し込みはこちら
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過去のDO-SAYをチェック!
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花伝所]、技法研鑽コース[遊] […]
【プレスリリース】「思考の武器、表現の食器、発想の楽器」を手に入れる。生成AI時代を生き抜く「編集力」を38の思考の型で鍛える基本コース第56期[守]、10月27日に開講。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
第89回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月20日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 イシス校舎裏の記者修行【89感門】 文:白川雅敏 本を纏う司会2名の晴れ姿 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。