何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

毎月公開されるEdist記事は30本以上! Edist 編集部メンバーが厳選した、見逃せない ”今月の推しキジ” をお届けします。
今回は、2023年9月に公開となった全記事から、厳選したオシ記事を発表です。ときどき、取り上げてもらってうれしかったと、セレクトされたエディスト・ライターさんからコメントをいただくことがあります。 なので、今回も張り切って推しちゃおうかと思います。
ではでは9月からの推しキジをどうぞ。
⦿【第82回感門之盟】エディットデモンストレーション Day2+α 公開記事総覧
今や懐かしくもある、第82回感門之盟。実は、エディスト上で事後記事がいくつも公開されていることをご存知ですか?
こちらの記事では、感門二日目のJUST記事に加えて、感門に関する事後記事が追加されています。
畑本さんの記事「90秒タイムアタック「多読ジム」デモンストレーション【82感門】」からが、事後記事となります。担当されたライターにもご注目いただきつつご覧くださると嬉しいです。 ──上杉 公志
いやはや、いまはもう懐かしいですw エディストでは、速報を届けるJUSTライターの皆さんが大躍進をされました。次から次へとあふれるように速報が届いて、感門之盟の熱気がムンムンに伝わりましたよね。感門之盟が終了してからも、コツコツと記事を書くライターの皆様に脱帽です。編集部の上杉さんにいたっては、終了直後にこのまとめ記事を出すことまでをいつもフォローしてくださっています。エディスト的には、この”まとめ記事”がおわってはじめて、感門之盟物語が終焉を迎えますからね。m(__)m
⦿映像ディレクター小森康仁、感門之盟OP映像を絶賛編集中!【感門82助走】
裏方に光が当たることはほとんどないが、いつも感門映像を仕上げている必殺仕事人・小森にスポットが当たった。見事、二日目の新しい編集アンソロジー映像は早々に仕上げた。しかし、1日目の映像はなんと前日23時半で校長のダメ出し。そこからスタッフ総出で映像素材集め、デザイナー穂積は画像とフォント編集。そしてそこから小森は朝まで完徹で1日目の映像を再編集して見せた。また新たな夜更かし伝説が加わった。── 吉村 堅樹
マツコ’s Plus one!
小森 映像ディレクターを探せ!な記事5選
?2020年6月、45[守]伝習座の記事から、小森さんを探せ!
?2020年7月、九州支所、九天玄氣組の記事から、小森さんを探せ!
?2020年8月、新生ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]キックオフ にも!!
?2021年1月、編集工学研究所の初詣記事でも!!
?2022年7月、松岡正剛校長、祝!千夜千冊1800夜記念の記事で、小森さんを探せ!
もし私が[破]師範代なら、学衆に「編集用語辞典の書き出しを全部抜き出してみて」というだろう。丸洋子さんの書き出しは、どれも磨き抜かれている。当記事は唐突に、芭蕉の名句から始まる。だが芭蕉だと明かされない。そっと『月の裏側』に重ねられ、さらに『日本力』に線を引き……そうか、この文章自体が「インタースコア」の実践だったのか。2020年初頭に始まった連載「編集用語辞典」は当初、1000字の縛りだったと思われる。ところが6回目から枠をはみ出し、ついにこの回は7000字超。私は今、「インタースコア」と丸さんが「際で交わった」プロセスごと享受している。これぞ、「たまらんなあ」というやつである。──角山 祥道
4 倶楽部撮家 後藤’s 推しキジ!
─ 祝ニューメディア!でPick!
⦿イドバタイムズissue.25 「あそぼん」創刊号300部限定500円! 執筆は子どもプランニングフィールド
編集学校から新しい紙メディア「あそぼん」が誕生しました。立ち上がったのは子どもプランニングフィールド。創刊号は先の感門之盟で販売され、売り上げも上々だったそうです。
何よりもZINEという手に取りやすいメディアにされたことがグッドアイデアだと思いました。そして、記事内の画像を拝見するとずらりと並んだライターの顔・顔・顔。『遊』を思わせるつくりっぷりにもグッときました。
第2号と続くのか?!今後の動向にも注目です。──後藤 由加里
みなさんのオシは、見つかりましたか?
以上、2023年9月の記事から、エディスト編集部の”イチ推しキジ” を厳選してお届けしました。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花伝所]、技法研鑽コース[遊] […]
【プレスリリース】「思考の武器、表現の食器、発想の楽器」を手に入れる。生成AI時代を生き抜く「編集力」を38の思考の型で鍛える基本コース第56期[守]、10月27日に開講。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
第89回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月20日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 イシス校舎裏の記者修行【89感門】 文:白川雅敏 本を纏う司会2名の晴れ姿 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。