戦時下の教科書ヤバすぎ!?昭和史おさらいシリーズ#3戦争は回避できなかったのか?「持たざる国」日本の本音と建前

2025/08/28(木)06:00
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読書対話を楽しむpodcast「ほんのれんラジオ」の最新エピソードが公開されました!

 

ほんのれんvol.29のテーマは、 “私たちの戦争? 戦後80年、忘れないでいたいこと”。
なんと7本目に突入!これは何本まで続くのか・・・?もう少しだけお付き合いくださいm(__)m
ほんのれん編集部の、助っ人編集部員「バニー」が引き続き登場です。

 

戦時下の教科書ヤバすぎ!?昭和史おさらいシリーズ#3戦争は回避できなかったのか?「持たざる国」日本の本音と建前

 

▼目次
みんな受験生かいな/1930年代の話に突入!/戦時中の理想の子ども/高橋源一郎『ぼくらの戦争なんだぜ』/強くて泣かない=良い子?/「日本良い国神の国」/これが地理!?理科!?算数!?!?/そりゃGHQも廃止するよね/「かわいそうなぞう」のウソ/映画「トップガン」/加害と被害のナラティブ/戦後教育、ドイツと日本の違い/中国は一方的な被害者なのか?/太平洋戦争直前!/資源がない日本、どうする?/ヨーロッパが弱ったすきに/アメリカが反応しないと思いきや/侵略の正当性は/「持てる国」と「持たざる国」の矛盾/「大東亜共栄圏」という名の侵略/1942年の総選挙、関心低すぎ/真珠湾攻撃の手違い/なぜ原爆が落とされたのか/映画「風立ちぬ」の変なトコ/持たざる国の美学???/スローガンには要注意/佐藤卓己『増補 八月十五日の神話』/戦争を回避する道はあった?/辻田真佐憲『「あの戦争」は何だったのか』/佐藤優・片山杜秀『現代に生きるファシズム』/なんのために「if」を考える?

▼今月の旬感本

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(1)『私たちの戦争社会学入門』野上元(著)大和書房 2025
(2)『国家を考えてみよう』橋本治(著)筑摩書房 2016
(3)『新書 昭和史短い戦争と長い平和』井上 寿一(著)講談社 2025
(4)『我々の死者と未来の他者』大澤真幸(著)集英社インターナショナル 2024
(5)『世代とは何か』ティム・インゴルド(著)奥野克巳、鹿野マティアス(訳)亜紀書房 2024

 

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  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。