何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

聞くだけで、本が読みたくなる。ゆるくカジュアルに知と遊ぶ。
ファン急増中のpodcast番組「ほんのれんラジオ」は、じつはアプリ「スマートニュース」でも連載をしています。
2024年1月下旬に公開されたのは、「いいチームって?」という問いを古今東西30冊の本とともに掘り下げた6本の記事。遊刊エディストでは1本ずつ、読みどころを紹介いたしましょう。
1本目の記事は、「いいチーム」ってどう作る?組織力をギアアップするための30冊
この記事が、今月5本の記事のダイジェスト版。ほんのれん編集部が「チーム」を考えるうえで選んだ5つの視点・論点をご紹介しています。たとえば…
視点1:「理想のリーダー」ってどんな人?
視点2:自律するチーム。どう作る?
視点3:結束力を高めるヒントは「秘密結社」に!?
……おっと、エディストではここまで。チームを考えるにあたって、ほんのれん編集部がイワシの群れの作り方から秘密結社の入会儀式に妙に詳しくなったのはここだけの話。記事全文を読みたい方は、アプリ「スマートニュース」をスマホにダウンロードして、「SmartNews+」の登録を。(そして「SmartNews+」のタブから「ほんのれん」で検索!)
▲こんな本も紐解きました
▼「ほんのれん」って何?「スマニュー」って?
▼テーマを別角度からさらに掘り下げるなら
「BUSINESS INSIDER」で連載中の「旬感本考」を
https://www.businessinsider.jp/series/hon-noren-shunkanbonkou/
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。