【ほんのれんラジオ:時間04】カラダは時間を知っている?!宇宙と同期する体内時計の謎

2024/02/08(木)08:35
img LISTedit

本をきっかけに、問いを深める。ゆるくカジュアルに、世界知と遊ぶ。
「ほんのれんラジオ」の最新回が公開されました!

 

2/7(水)に公開されたのは、シリーズ10作目「時は金なり?」の4本目。

 

有名な実験があります。太陽の光を遮断した空間で、好きな時間に起きて好きな時間に寝るという生活をすると、誰もが25時間周期で生活することがわかりました。
なぜ25時間なのか。一説によると、これは「月」のリズムなんだとか。でも、だとしたら、どうして人間は月に影響されるのでしょう? たどってみると、38億年の歴史が私たちの身体に潜んでいることがわかりました。

 

身体は時間を知っている。その壮大な謎に迫ります。


▽今回のトピック
時間感覚の謎/マリオカートやってる時間は一瞬なのに、会議は長い…/宮島達男〈sea of time〉/時計がなかった時代、人間はどうやって時間を感じてた?/体内時計ってホントにあるの?/人間の体内時計はなぜ25時間なのか/なぜか「月」に影響される/海の記憶が残る「潮汐(ちょうせき)リズム」/カレンダーも太陽と月ベース/1日が365日になったのはいつから?/今日は明治5年12月2日、明日は明治6年1月1日/私たちは星のカケラ?/実験室でも潮の満干がわかるイソギンチャク/ジャワの竹はワシントンでも/呼吸のリズムは波のリズム(語り手:ニレ、はるにゃ、おじー)

 

 

▼紹介したゲスト本

『生命とリズム』三木成夫(著)河出書房新社

『時計の時間 心の時間』一川誠(著)教育評論社

 

▼ラジオの内容をさらに深掘りするなら

 「BUSINESS INSIDER」で連載中の「旬感本考」を

 https://www.businessinsider.jp/series/hon-noren-shunkanbonkou/

 

▼アプリ「スマートニュース」内「SmartNews+」でもポップにキュートに本を紹介

 リーダーシップに正解はない!「いいリーダー」は、時代と共に変わるもの。

 

▼今読みたい本がたっぷり!公式Instagramもあります

 https://www.instagram.com/hon_no_ren/

  • ほんのれん編集部

    編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。