いよいよ知祭り!千夜千冊エディションフェア開催 10shot

2021/05/22(土)17:27 img
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 いよいよ知祭りが始まる。しかも全国同時開催である。

 千夜千冊エディション20冊突破を記念して全国の書店でフェアが開催される。フェア第一号店のブックファースト新宿西口店では本日よりスタート。店内に格別のブック空間が現れた。書棚設営には松丸本舗の元BSE(ブックショップエディター)や多読ジム師範・冊師が駆けつけた。設営ドキュメントを10shotでいち早くお届けする。

 

「千夜千冊エディション小冊子」とPOPを片手にまずはざっくり本たちを配置する。左から大音美弥子冊匠、米川青馬師範、川田淳子師範代、増岡麻子冊師。

 

各コーナーに配された本たちを化粧直し。「松丸本舗が蘇るわぁ」『大アジア』コーナーで面陳を整える森山智子師範

 

遊刊エディスト連載中の「千悩千冊」がついに書店出張!どんなお悩みにも千夜千冊エディションでサッショーが答えます。POP配置に苦闘するエディスト副編集長 金宗代。

 

「こんな本が揃うことはまずない」と唸りながら『物語の函』『方法文学』の千夜本を並べる米川青馬師範

 

読書ワークショップ企画中の大音美弥子冊匠。迷子になった本も「それは『方法文学』やで」聞けばなんでも即答してくれる。

 

『本から本へ』から『少年の憂鬱』コーナー。KEY BOOKには1つ1つ松岡校長の言葉がPOPとなって寄り添う。

 

セイゴオ著作棚には『情報の歴史21』もお目見え。『自然学曼荼羅』(1979)から『うたかたの国』(2021)まで、セイゴオ本が並ぶ。

 

エディションフェアプロジェクトを取り仕切る寺平賢司(松岡正剛事務所)。特製ポスターとともに。

 

「一体何者?!」と目を奪われる特製ポスター。”わかりやすさ”に迎合しないエディションフェアに来られたし。

 

 

松岡正剛千夜千冊エディション20冊突破記念フェア

◎ブックファースト新宿西口店 5月22日(土)〜7月25日(日)

 

 

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  • 後藤由加里

    編集的先達:石内都
    NARASIA、DONDENといったプロジェクト、イシスでは師範に感門司会と多岐に渡って活躍する編集プレイヤー。フレディー・マーキュリーを愛し、編集学校のグレタ・ガルボを目指す。倶楽部撮家として、ISIS編集学校Instagram(@isis_editschool)更新中!

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。