何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

[守]から[破]へのさしかかりで教室名が“出世”するようになってすでに3年半が経つ。ハマチがブリへとネーミングを着替えるように、2019年秋講座から[破]の教室名が出世するようになった。
第81回感門之盟では、50[破]講座を受け持つ10の教室名が、校長松岡正剛によるネーミング編集で“出世魚”をした。プレゼンターは福田容子[破]番匠がつとめた。
◆森川絢子師範代
代々ビオトープ教室 → 境域ビオトープ教室
◆中村裕美師範代
モモめぐむ教室 → モモはしる教室
◆山下雅弘師範代
外骨ジャーナル教室 → 外骨マガジン教室
◆小野泰秀師範代
ダルマ・バムズ教室 → ダルマ・マントラ教室
◆得原藍師範代
柑橘カイヨワ教室 → 柑橘パイディア教室
◆遠藤健史師範代
止観エンドース教室 → 体内止観教室
◆高本沙耶師範代
とれもろドローン教室 → さやさやドローン教室
◆総山健太師範代
ライ8反攻教室 → 全員反攻教室
◆中尾行宏師範代
モーラもらもら教室 → モーラ三千大千教室
◆北條玲子師範代
ピアソラよろしく教室 → 胸にピアソラ教室
出世魚する教室名は動画で発表される。上記は柑橘カイヨワから柑橘パイディアへと出世魚する様子。
「教室名、いかがですか」(福田番匠・左) 「カイヨワのミームは残しつつ、カイヨワの方法を取り出していただき、ありがとうございます」(得原藍師範代・右)
出世魚教室の動画制作は、デザイナー穂積晴明からバトンを託された、編集工学研究所インターンの山内貴暉さんが一手に引き受けた。山内さんこの春に花伝所を修了した放伝生でもある。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。