ヤドカリでいく?ちちろが発する? 49[破]出世魚教室名一覧【79感門】

2022/09/10(土)19:00
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[守]から[破]へのさしかかりで教室名が“出世”するようになってすでに3年が経つ。ハマチがブリへとネーミングを着替えるように、2019年秋講座から[破]の教室名が出世するようになった。

 

第79回感門之盟では、49[破]講座を受け持つ10の教室名が、校長松岡正剛によるネーミング編集で“出世魚”をした。

 

◆安田晶子師範代

42.195教室・キジトラ疾走教室 → ヤマネコでいく教室

 

◆福井千裕師範代

野の字しびれる教室・きざし旬然教室 → ちちろ夕然教室

 

◆西村慧師範代

アフロル・テクノ教室・臨間オチョコ教室 → 臨刊アフロール教室

 

◆古谷奈々師範代

にじゆら発色教室 → 藍染発する教室

 

◆大塚信子師範代

唐傘さしていく教室 → 唐傘ダムダム教室

 

◆齋藤彬人師範代

赤いランドセル教室 → 赤ラン十徳教室

 

◆田中香師範代

縞々BPT教室 → 縞状アンサンブル教室

 

◆古澤正三師範代

脱皮ザリガニ教室 → ザリガニ脱走教室

 

◆宮坂由香師範代

感応おにぎり教室 → おにぎりギリギリ教室

 

◆石黒好美師範代

くちびるディスコ教室・平時有事教室 → まんなか有事教室

 

進行役は、秋開講の49[破]の師範をつとめる白川雅敏(左)と天野陽子(右)

 

今期より、教室名が出世魚するさまを動画でヴィジュアライズされた(映像作成:穂積晴明)。「唐傘さしていく教室」が出世魚する様子。守の教室名が雫となり(上)波紋をつくる(中)。波紋の余韻から「唐傘ダムダム教室」の教室名があらわれる(下)。

 

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。