何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

「もっと才能があったらいいのに……」「才能のある人がうらやましい!」そう思うことはありませんか。
「才能の80%は編集力です」。イシス編集学校校長・松岡正剛は断言します。これはどういうことでしょうか。編集力とは、情報の可能性を引き出し、新しい価値を生みだす力のこと。日本人はもともと、木や石や紙などの素材に宿る力を「才」と呼び、才を引き出す技のことを「能」と言ったのです。情報に秘められた「才」をおおいに引きだす力が、編集力というわけです。
1月10日(水)20時から、この「編集力」を身につけるための方法についてご案内します。イシス編集学校のオンライン学校説明会です。ナビゲーターは、食と農のコーディネーターとして、食材という「才」を引きだすことを生業としている若林牧子師範。若林師範は、「才能の80%が編集力」というフレーズに射抜かれて2015年に入門。イシス編集学校で学ぶことで、農作物など自然のめぐみにも多様な意味があることに気づき、ひとつの食べ物から歴史や文化を感じられるようになったと言います。
学校説明会では、若林師範の実体験も交えながら、イシスで学べる内容や学びの仕組みをかんたんなエクササイズをまじえてご紹介します。
●学校説明会で聞けること
・イシス編集学校で学べる編集術とは何か
・イシス独自の編集稽古はどんな仕組みで行われるか
・入門者がトリコになる師範代とは何者なのか
・あなたの思考力をしなやかにする「型」の使い方
・15週間の編集稽古を無理なく続けるコツ などなど
イシス編集学校
オンライン学校説明会
■日時:2024年1月10日(水)20:00~21:30
■費用:無料
■会場:オンライン(お申し込みの方にZoomアドレスをご案内します)
■人数:限定15名様まで
■ナビゲーター:イシス編集学校師範 若林牧子(食と農のコーディネーター)
■内容:イシス編集学校で学べる内容をわかりやすくご説明します。イシス独自の「編集稽古」をワークショップ形式で体験いただけます。少人数での開催となりますので、個別でのご相談にもじっくりとご対応いたします。
■お申し込み:https://shop.eel.co.jp/products/detail/640
申込締切:1月9日(火)16:00
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
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