【オツ千ライブ!】6/3 1852夜『知能の物語』をおっかけ生配信

2025/06/02(月)22:36 img
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 千夜千冊 絶筆篇第二弾 1852夜をライブでおっかけ!
 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千! 松岡正剛が逝去して9ヶ月後に始まった千夜千冊 絶筆篇をおっかけるオツ千LIVEを今回も開催いたします。

 

 今回、オツ千コンビがライブで交わすのは千夜千冊1852夜 『知能の物語』。情報学、人工知能の専門家であり、札幌市立大学の学長で理事長、複雑系・カオス理論の研究者・津田一郎とも親交が深い中島秀之氏による2015年の著作です。

 

 人工知能の活用や進化が一気に進んだいまから、遡ること8年。当時に中島秀之氏が考えていた問題意識はいまも未解決のままに、私たちの前に横たわっています。「知能」とはなにか。「考える」とはどのようなことか。知能に意識、感情、言語はどのように関わっているのか。これらのことを思考をめぐらすように、知能の物語が進んでいく本書を、絶筆篇と重ねながら、そこに書かれなかったことを仮説しながら交わしていきます。

 

 撮り直しなしの一発 オツ千LIVE! 坊主の失言がまたまた飛び出すのか、二人の記憶が真っ白になって事故となるか、松岡正剛を継承する一里塚となるか。それはご覧になってのお楽しみである。千夜千冊を一読いただいて、ぜひご視聴ください。

 

  • 吉村堅樹

    僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。