【オツ千vol.4】小僧のグノーシス活用法

2021/08/16(月)02:55 img img
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「おっかけ!千夜千冊ファンクラブ」。ちぢめて「オツ千」。千夜坊主こと林頭の吉村と千冊小僧ことデザイナーの穂積。「松岡正剛の千夜千冊」ファンを自認する二人が、千夜のおっかけよろしく脱線、雑談、混乱の伴走するショート・ラジオ。千夜千冊がアップされるたびに「おっかけ更新」いたします。第四回は『グノーシス 陰の精神史』です。


 視聴はこちらから:https://anchor.fm/0krbq3v63dg

 

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 第四回は初回につづく「グノーシス」な一夜。

今回の「オツ千」では、千夜千冊を坊主&小僧がおつまみしながら、「グノーシス」の変容と変遷、「グノーシス」の乗り換え、持ち替え、着替えを辿ります。今回は原著も読み込んだという小僧に坊主が教えを乞う意外な展開に。イシス編集学校で学ぶ【守】の編集術と重ねて、「グノーシス」活用法まで展開します。どうぞお気軽にお楽しみください。


*お便り募集*
 ゆるゆる千夜千冊伴走の「オツ千」では「オツ千目安箱」を用意しました。「オツ千」への感想・質問、千夜千冊の気になるところ、編集的なお悩みなどなど何でもお待ちしております! 坊主と小僧がお答えします。
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当該千夜千冊
 1779夜 大貫隆・島薗進・高橋義人・村上陽一郎編『グノーシス 陰の精神史』

  • 吉村堅樹

    僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。