何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

エディスト編集部から、学生の皆さんに耳寄り情報のおとどけです。
2024年春、編集工学研究所のイシス編集学校チームで、インターンを募集することになりました。今回は、特にエンジニアに興味・関心のある学生を歓迎します。
インターンとして参加していただく方には、イシス編集学校の事務局機能を担う学林局のプロジェクトに関わっていただきます。事務局といっても、活動は本当に多岐にわたります。講座運営、イベント、デザイン、映像編集、ウェブ制作、ウェブ管理、書籍化、システム運用、広告・宣伝、広報、外部とのプロジェクト、プロジェクト・マネジメントなどなどなど。仕事の内容は様々ですが、やる気さえあれば、初めてでも大丈夫です。スタッフと一緒に動きながら、仕事を覚え、プログラミングを学んでいっていただきます。
まずは以下のようなステップを体験いただきます。
・学校主催の各種イベントのサポート
・イシス編集学校の講座について学ぶ
・その後、プログラミングの学習・社内システムの開発等のサポート
編集学校でインターンとして仕事をするということは、「編集工学を学ぶこと」そのものです。「編集工学」は、編集工学研究所所長であり、イシス編集学校校長の松岡正剛が創始しました。ここでは、すべてのプロジェクトに、編集工学の考え方が取り入れられており、これをベースに思考し、行動し、表現していきます。ですので、ぜひ「編集工学」に関心のある方が志望してくださることをお待ちしています。もちろん、わからないことや困ったことがあれば、スタッフたちがサポートします。
仕事や学びの要素だけでなく、プロジェクトには楽しめる要素もたくさんあります。例えば、開催されるワークショップやイベントも、魅力いっぱいです。ワークショップでは、2万冊の蔵書を誇るブックサロンスペース本楼で、参加者を招いて本を使ったブック・ワークを実施したり。イベントでは、編集工学研究所著『情報の歴史21』(という分厚い歴史ガイドブック)を使って、各界著名人を招いてお話をおききしたり。とにかく知的刺激まんさい、好奇心をくすぐる活動ばかりです。毎回、スタッフはイベント・クルーとして、イベントの下準備、司会、参加者のエスコート、テーブルコーチ、音響・映像・写真、オンライン配信など、マルチに活躍します。そんななかで、もしかしたら、松岡正剛校長から直接アドバイスやフィードバックをもらう機会もあるかもしれません。
編集学校チームでは、過去に2人の学生が、インターンを経て正社員になりました。彼らは、学生の頃に編集学校で学び、そこで興味をもってインターンを始めました。今では日夜スタッフとして力を発揮しています。若いながらも責任ある仕事を任されていて、日々成長しています。
ここで、その2人を紹介します。
◆デザインの若きエース、穂積
大学在学中にイシス編集学校の基本コース[守]を受講。その際に興味をもって、インターンに参加。はじめは大手化粧品会社から依頼を受けたプロジェクト・チームに入り、サポート。編集学校の難関コース[離]を終えたのちに、デザイナーになると道を決める。今は編集学校のデザイン・ワークを一手に引き受け、作品をつくり続けている。
◇穂積を知る:
・イシスをDAN ZENにする7人【iGen001】穂積晴明 外郎売りからDJまで 多芸多才のデザイナー
・【オツ千vol.55 外伝】ムナーリでペアーノなデザイン探訪
◇仕事ポートフォリオの一例:
ビジネス・パーソンを対象にしたリベラルアーツ・プログラム「ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]」のロゴ、イメージ画像、空間デザインは穂積が担当する
松岡正剛校長の著作『知の編集工学』(増補版)の装丁は、穂積によるデザイン・ワーク
◆編集に恋焦がれ獲得した道、山内
大学受験の試験問題となっていた松岡正剛の著作に高校時代に出会い、編集工学を知る。大学在学中にイシス編集学校へ入門。応用コース[破]受講時から、イベント『情報の歴史を読むシリーズ』に足しげく通い、編集工学研究所で働きたいことを熱心にアピール。インターンとして関わるようになり、さまざまなサポート業務を経て、映像編集という得意を認められる。現在は画像編集、映像編集で腕を伸ばすべくプロジェクトにあたる。
◇山内を知る:
◇仕事ポートフォリオの一例:
ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA]の中で、ビジネス・パーソンを対象に、学林局 吉村堅樹 林頭が行った編集工学の講義”義疏”を、1分動画にまとめた。
さあ、あなたも、編集学校チームに参加して、編集工学の世界を体験してみませんか。エンジニア志望者を優先しますが、興味・関心のある方はぜひお問い合わせを。応募方法や条件などの詳細は、以下のリンクからご覧ください。ご応募をお待ちしています!
編集で社会の未来を切り開きたい人、募集中
募集要項はこちら
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花伝所]、技法研鑽コース[遊] […]
【プレスリリース】「思考の武器、表現の食器、発想の楽器」を手に入れる。生成AI時代を生き抜く「編集力」を38の思考の型で鍛える基本コース第56期[守]、10月27日に開講。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
第89回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月20日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 イシス校舎裏の記者修行【89感門】 文:白川雅敏 本を纏う司会2名の晴れ姿 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
1~3件/3件
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。