何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

〈編集〉とは、本や雑誌の編集者だけの専売特許ではありません。私たちは生きているだけで、無数の〈編集〉を行っています。人と話したり、料理をしたり、さらには、着る服を選ぶことも、音楽を聴くことも、スポーツをすることもすべて〈編集〉です。イシス編集学校では、もはや無意識になってしまった〈編集〉を見直して、自分自身の思考のクセを打ち破っていく方法を4ヶ月で身につけます。
クリスマス近づく12月17日(日)、スペシャルバージョンのエディットツアーを開催します。エディットツアーとは、編集稽古の入り口をご案内する体験型のワークショップ。会場は、東京豪徳寺にあるイシス編集学校の本拠地「本楼」です。スペシャルバージョンということで、通常は2時間のところ、3時間に拡大。より多くの方にご参加いただけるよう、マチネ(昼・14:00〜)とソワレ(夜・18:00〜)の2回開催(各回定員12名)をします。
会場の本楼は、松岡正剛の蔵書2万冊で埋め尽くされた本好き垂涎のブックサロンスペース。通常は非公開、このツアーが2023年最後の一般公開の機会となります。
クリスマス目前のスペシャルツアーを担当するのは、昨年に引き続き、師範代の上杉公志。編集工学研究所の「『情報の歴史21』プロジェクト」や松岡正剛事務所の業務に携わりながら、作曲家として活動。桐朋学園音楽大学作曲科卒、音符をことばのように扱うイシスのマエストロです。
この日のために本楼に電子ピアノを持ち込み、ある曲のあるフレーズを生演奏。何気ない音の並びにも〈編集〉が凝らされていることが体感できるでしょう。
さらに「音楽には美食も欠かせない」ということで、今回も特別な軽食とドリンクをご提供。手掛けるのは、番匠として基本コース[守]を見守ってきた、ベテランにして、仕事では野菜ソムリエや江戸東京野菜コンシェルジュの資格を持つなど、野菜や果物との出会いに日々ときめく若林牧子
音楽と食、そして編集工学のレクチャー&ワーク。聴くもの、食べるものにも〈編集〉で満ち満ちていることが発見できる3時間のクリスマス・エディティングショーです。お一人でも、あるいは知り合いや大切な方とご一緒に、知の贈り物としてお愉しみください。
★お申し込みはこちらから★
(アイキャッチ:山内貴暉)
■エディットツアー 特別編 ~音楽と編集のクリスマス~
本屋でもなければ、図書館でもない。世田谷豪徳寺にあるブックスペースを開放し、クリスマス限定エディットツアーを開催!!
松岡正剛事務所でスタッフとして働きながら、作曲家としても活動する桐朋学園音楽大学作曲科卒業の上杉公志師範代が、生演奏と共にみなさまをご案内させていただきます。音楽と編集のゆうべを存分にお楽しみください。
■日時:2023年12月17日(日)
・マチネ(昼)開催:14:00-17:00
・ソワレ(夜)開催:18:00-21:00
■費用(参加費・食材費込み):3,500円(税抜き・軽食ドリンク付き)
■会場:編集工学研究所「本楼」(世田谷区赤堤)
■定員:限定12名様(先着順)
■対象:どなたでもご参加いただけます。
■ナビゲーター:イシス編集学校師範代 上杉公志(作曲家)
■料理提供:イシス編集学校師範 若林牧子(食と農のコーディネーター)
■内容:未入門の方に向けて、イシス編集学校で学ぶ「編集術」の概要を、レクチャーと共にワークショップ形式で「編集稽古」を体験いただきます。こちらのエディットツアーは、音楽と軽食ドリンク付きのクリスマス特別バージョンとなっております。
■お申込:こちら(https://shop.eel.co.jp/products/detail/629)よりお申し込みください。
※こちらのエディットツアーは、イシス編集学校未入門の方を対象としております。入門者の皆様は、未入門の方を1名以上ご同伴の場合に限りご参加可能です。その場合はそれぞれにお申込みいただき、お問い合わせ欄に同伴者様のお名前をご記入ください。
※過去のクリスマス・エディットツアーの様子は、こちらをご覧ください。
X’masエディットディナーショー初開催!オネスティ上杉が奏でる編集WS
※会場の本楼については、こちらをご覧ください。
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。