ゴジラVSホンヤ この夏、本は地球を救う

2021/06/10(木)21:09
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 ホンヤにホンゴジラ来襲! 伝説の書店・松丸本舗の閉店から10年。眠れるゴジラが目を覚ました。ホンゴジラとはもちろん、イシス編集学校師範の多読モンスター・大音美弥子である。客単価No.1のブックショップエディター、多読ジムの冊匠、そして千夜千冊エディションの校正者。全国書店で千夜千冊エディションフェアが展開されている2021年夏、大音ホンゴジラが千夜エディション研究家として、「エディション読み」ワークショップ講師として、書店をジャックする。
 
 栄えある最初の「知祭り」は、ジュンク堂書店池袋本店に決定した。名づけて「千夜千冊エディション トライアスロンワークショップ」。読書なのにトライアスロンとは、これいかに。まずはこちらの記事をご覧いただきたい。
 ジュンク堂池袋本店では、全国でも珍しく3つのフロア、4つの棚に渡ってフェアを展開している。
・1階の新刊・話題書コーナー
   <エディション20とSEIGOWベストヒット>
・3階エスカレーター付近のフェアコーナー
   <エディションごとに新書と文庫がセット>
・3階の文庫・新書コーナー
   <エディションを独自グルーピング&イシスのコラボレーション>
・4階人文コーナー
   <堂々たるALL松岡正剛棚>
 
 これらの棚を上へ下へかけづり回りながら、体にも頭にもいい汗をかいて、多読筋と大腿二頭筋を鍛えるワークショップになる。コロナ禍ですっかりなまってしまった脳と心と身体を千夜トライアスロンワークショップでシェイプアップしてもらいたい。
 
 

 ホンゴジラ来襲の千夜トライアスロンワークショップは6月20日19時開始。参加費は2000円。ジュンク堂池袋本店の1階サービスカウンターまたは電話(03-5956-6111)で申し込める。詳しくはこちらへ

 千夜エディションフェア記念ワークショップ第一弾、ぜひ奮ってお誘い合わせの上、ご参加いただきたい。この夏、ホンゴジラに歓喜の雄叫びをあげさせ、千夜フェア知祭りを知みどろにするのは、あなただ。
  • 吉村堅樹

    僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。