エディストナイトなう。次回の感門タブロイドは江戸風か?!

2022/02/01(火)21:21
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エディスト編集部会議、ただいま開催中。今夜のメインディッシュは、来月に迫った感門タブロイドの編集方針について。感門タブロイドとは、2020年3月、コロナ禍で感門がハイブリッドになってから、新聞スタイルで制作されていたプログラムパンフレットだ。ファンの多いタブロイドだが、今期は大きく変わるらしい。デザイナーホズミの説明を聞いたディレクターゴトウは、「こんなめくり方、見たことない!」と嬌声をあげた。
仕掛け人は、最新千夜でフィーチャーされ、余韻冷めやらぬ千夜坊主ヨシムラと千冊小僧ホズミ。デザインのみならず、話芸にも音声編集も長けるスーパーホズミは最近、絵にも開眼。リニューアルしたオツ千のロゴは、じつは彼の手によるものだ。千夜に載るとの噂を聞きつけ、真っ赤なハートマークからいそいそとお色直ししたらしい。モードは「超絶リスペクトする」という画家・山口晃に肖った。タブロイドは山口晃風になるか、はたまたドリフの顔ハメか。今週末の突破、来週末の卒門を迎える学衆・師範代たちを祝うタブロイド制作は、すでに始まっている。

 

▼一気におもしろくなったと校長がイチオシしたのは、オツ千vol.14「ミメシスイシス」▼

 

 

 

  • 梅澤奈央

    編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
    イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。