【多読アレゴリアTV】一倉広美の「イチクラ!」着物をアートでコーデする

2025/06/03(火)12:50
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芽吹きの春から滴りの夏へ。いよいよ熱を帯びてきた多読アレゴリアの旬をお届けします。松岡正剛より「支度天」の名を受けたダンドリ仕掛け人・武田英裕キャスターと共に、守師範の一倉広美がアシスタントをつとめる『多読アレゴリアTV』!どうぞ、ご覧ください。


 

アレゴリアTV 2025夏シーズン第3回目の放送は、イチオシクラブを紹介する「イチクラ!」

 

ここまでの放送を見逃した方はコチラ

第1回の放送 「どんどん外へ!行く春の多読アレゴリア」

第2回の放送 「アレでレゴでゴリでリアな推しクラブ、すべて公開!」

 

こちらのコーナーでは、ご贔屓のクラブをアシスタントの一倉が、独断と偏見で紹介します!


武田:一つ聞きたかったんですけど、なんで今日着物なんですか?

 

一倉:武田さんこそ、着物じゃないですか。

 

武田:着替えたんです…ということは…

 

一倉:【イチ】クラがオススメする【クラ】ブ、略して【イチクラ】のコーナーは着物コンパ倶楽部で~~す。

森山:こんばんは~

 

一倉:着物コンパ倶楽部の部長、森山春霖師、ようこそお越しくださいました!

 

武田:倶楽部では、お稽古をしないというのは本当ですか?

 

森山:そうなんです。時間がない方も楽しみながら、着物の敷居をどんどんさげて、着物を日常のワードローブに取り戻すことを目指す倶楽部なんです。

武田:たとえばどんな風に?

 

森山:洋服のワードローブから、着物の色合いを選び取ります。

 

武田:え、洋服から?あ、そうか、日頃、私たちって洋服着てますもんね。

 

森山:そうです。今日のコーディネートもCOMME des GARCONSのパンフレット、ジョージア・オキーフの絵から配色を借りてきてるんですよ。


 ここは単なる着付け教室ではない。絵巻の世界から着物を見る、仮説を立てて着物屋さんへ行く。ファッション界の色を着物に取り込むなどなど…。まさに多読アレゴリアの真骨頂、多様で雑多に着物を”読む”倶楽部なのだ。
 
 2025年夏は着物を「着る」から「まとう」に、言葉を着替えるそう。着物に興味がある人もない人も常識が覆されるあっという間の20分。ぜひ、ご覧ください!

▼勝手に編集が発動する!着物コンパ倶楽部

 

▼着物コンパ倶楽部
【着物コンパ倶楽部】vol.4 2025夏からの新規会員を募集します★

 

各クラブの記事、過去のアレゴリアTVはコチラから!

【Archive】多読アレゴリア:イシス発!クラブ文化の饗宴

 

文:一倉広美

アイキャッチ画像:山内貴暉


多読アレゴリア2025夏

【申込】https://shop.eel.co.jp/products/tadoku_allegoria_2025summer
【定員】490名(クラブによって定員は異なります)
【開講期間】2025年6月2日(月)~8月24日(日)
【受講資格】どなたでも受講できます
【受講費】月額11,000円(税込)
 ※ クレジット払いのみ
 ※ 初月度分のみ購入時決済
 以後毎月26日に翌月受講料を自動課金
 例)2025夏申し込みの場合
 購入時に2025年6月分を決済
 2025年6月26日に2025年7月分、以後継続


 

2025夏 多読アレゴリアWEEK

募集開始★多読アレゴリア 2025・夏スタート!!!!!!!

 

▼倶楽部撮家

写真仲間求む!編集術でカメラと戯れる【倶楽部撮家】が多読アレゴリアにやってきた

 

▼カオス的編Rec

津田一郎監修クラブ【カオス的編Rec】誕生!科学的読書法に学び、「Qの地図」を描く

 

▼勝手にアカデミア

『三枝博音と鎌倉アカデミア』×3×REVIEWS

『鈴木清順エッセイコレクション』x3xREVIEWS

この夏、高見順の『敗戦日記』を読む

 

▼軽井沢別想フロンティア

軽井沢のトポスを編む旅へ。

 

▼大河ばっか!

べらぼう絢華帳 ~江戸を編む蔦重の夢~ 筆文屋一左のお誘い

 

▼EDO風狂連

編集別世にいざ参らん~夏の候の船出は間近(残席僅か)

 

▼よみかき探Qクラブ

夏メンバー大募集!愉快に生きるための「読み」「書き」をヒビに挟もう

8人の書民の横顔をたくさんのQ

 

▼終活読書★四門堂

花も歌もひとりでいられない【花歌果の戒】手向けを終えて

 

▼群島ククムイ

今福龍太と夏の島旅へヨーソロー

 

▼着物コンパ倶楽部

vol.4 2025夏からの新規会員を募集します★

 

▼MEditLab for ISIS

もし順天堂大学現役ドクターが本気で「保健体育」の授業をしたら

 

▼OUTLYING CLUB

外縁から世界を編み直す

 

▼EDO風狂連

夢の続きは上野で。――続・栄華乃夢噺〈かわら版〉

 

▼身体多面体茶論

夏は疲労身体!?

 

▼多読ジムClassic

「私の本棚、続々誕生中!」

 

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。