何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

第84回感門之盟の会場に松丸本舗の「本殿」が登場します!
9月14日(土)・15日(日)に行われる「25周年番期同門祭」の2日間限定で、あの松丸本舗がやってきます。松丸本舗は、2009年から2012年まで丸善丸の内本店4階に設けられた実験的書店空間です。校長松岡正剛がプロデュースした図書空間は、本との予期せぬ出会いができると、訪れた誰もが夢中になりました。編集学校の多くの方も足を運んだのではないでしょうか。
松丸本舗には「本」の漢字がついた蔵書群がありました。「本集」「本家」「造本」「懐本」「橋本」「本相」「本人」「本座」…。「本殿」はその中心に位置し、求龍堂版『千夜千冊』全集の各巻タイトルが大見出しとなり約2万冊を収蔵していました。今回の感門之盟会場で、松丸本舗「本殿」の面影を感じながら本を通した交流ができる仕掛けをブックショップエディター(BSE)と準備しています。
ブックショップエディター(BSE)とは、松丸本舗で大活躍した本のコンシェルジュ。訪れた人にピッタリの本をセレクトし、気づけば何冊もの本が買い物カゴに入っていたということも。
冊匠として多読ジムをけん引し続けている大音美弥子、着物姿も艶やかに本棚案内やワークショップもしている森山智子、[遊]物語講座でも長らく師範代を担当していた大野哲子、ライブラリアンとして図書館以外でも活躍している川田淳子、16[離]の別番でもあり、企業研修も軽やかに行う小川玲子。5名のBSEが絶賛選書中です。
この5人のBSEが松丸本舗エプロンを身にまとい、みなさんをお出迎えします。あなただからこそのとびきりの本を選んでくれるでしょう。会場ではもちろん書籍を購入できます。本の目利きたちが選んだ書籍を、あなたの本棚にもプラスください。
★松丸本舗の注意事項★
当日は「現金のみ」のお取り扱いとなります。千円札の不足が予想されるので、両替してご来場ください。
第84回感門之盟では、この他にもみなさんが編集学校25年を感じ楽しめるコーナーを多数ご用意しています。BSEのみなさんの他にも、多くの方が感門之盟に参加します。詳細はまた続報でお届けしますのでお楽しみに。
第84回感門之盟 「25周年 番期同門祭」特設サイトオープン
「番期同門祭」の情報を集約した特設サイトを開設しました。感門之盟の概要や、新着情報も随時アップしていきますのであわせてチェックしてください。
URL:https://eskanmon84.mystrikingly.com
こちらのサイトを共有して、自分の教室の仲間や師範代の方は学衆さんにお声がけして、みなさん一緒に感門之盟にご参加ください。
■イシス編集学校 第84回感門之盟「25周年 番期同門祭」
開催日:2024年9月14日(土)・15日(日)※開催時間は12時前後を予定しています。
会場 :netone valley(ネットワンシステムズ イノベーションセンター)東京モノレール「大井競馬場前駅」徒歩2分
▼お申し込み
◎53守、52破、41花、16離のみなさんはコチラ
https://shop.eel.co.jp/products/detail/750
◎OB・OGの方はコチラ
https://shop.eel.co.jp/products/detail/748
★お申し込み締切★
2024年8月28日(水)
▼参加費
一般:10,000円(税別)
未入門/ご招待:5,000(税別)
※2日間の通しチケットです。当日のドリンク、おやつ等は無料です。25周年記念冊子、ISISバッジ等のプレゼントがあります
※小学生以下のお子様は無料です。お子さんの名前を「お問い合わせ欄」にご記入ください
※未入門のご家族やご友人もぜひ一緒にご参加ください。メイン参加される方に紐づいた申し込みページからお申し込みください。
※会場入場にはQRコードが必要になります。QRコードは別途ご連絡します。
25周年の場、ぜひご一緒ください。
▼感門之盟通信
Vol.01 25周年記念大感門!9/14(土),15(日)開催
Vol.03 松丸本舗 限定復活!
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
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株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。