52[守]教室名発表!目ぐすり、盆をどり、ピアニッシモ、校長ヴァージョン…!?!【82感門】

2023/09/17(日)20:31
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  1. 金八先生は3年B組、桜木花道は1年7組、ではイシスに入ったら何年何組?実はイシスには◯年◯組がない。あるのは、2000年の開校以来ただのひとつも同じ名前のない、900を超える教室名だ。

 

第82回感門之盟もいよいよクライマックス、待ちに待った「冠界式」がはじまった。来月開講の第52期[守]基本コースで登板する師範代たちの教室名が一挙に発表される。校長・松岡正剛直筆の教室名カードとともに、唯一無二の教室名をどどどどっとお楽しみいただきたい。

 

▲冠界式直前に「その時」を待つ、初登板から3回目のベテランまで19人の師範代たち。いまの心境を尋ねると「はやく知りたいです!」「なんでこの登壇順番なんだろう」「どんな教室名でもありがたくいただきます」などの声があがっていた。

 

▲舞台にあがった師範代への教室名発表を「ドラムロール」で盛り上げたのは、師範代たちの”ご先祖様”ともいえる仁科玲子。まだ花伝所もない時代の第1期[守]コースで「白いバイエル教室」の師範代を務めた。学生時代はパーカッションに夢中になり、いまはギタリストでもある。

 

◎高田智英子師範代/語部おめざめ教室


◎新井隆子師範代/北方ボタニカル教室


◎山口喜芳師範代/パズル蒸着教室


◎大澤実紀師範代/埒をあけます教室


◎水野亜矢師範代/時々ゾーン教室


◎石井晴美師範代/変速シフト教室


◎山田立郎師範代/QEBBQ教室


◎大和丈紘師範代/ノート結索教室


◎瀬尾真喜子師範代/即断ピアニッシモ教室


◎蒲池卓巳師範代/なんまいだろう教室


◎内村放師範代/カミ・カゲ・イノリ教室


◎飯田泰興師範代/風月盆をどり教室


◎町田有理師範代/校長バージョン教室
◎野崎和彦師範代/はじき・おはじき教室


◎阿部紳作師範代/マーボ梁山泊教室


◎登田信枝師範代/変成ミネラル教室


◎矢倉芳夫師範代/全階目ぐすり教室


◎大濱朋子師範代/白墨ZPD教室


◎田原一矢師範代/千離万象教室


 

 

 

 

 

▲師範代代表スピーチで壇上にあがったのはカミ・カゲ・イノリ教室の内村放師範代。「1年前には想像もしてなかった場に立っている。イシス編集学校に入って最初の衝撃は基本コース[守]の「コンビニにないもの」というお題だった。その後もたくさんのさしかかりを連れてきてくれたのが「ないもの」だった。[守][破]ではたくさんの「不足」を抱えながら、仲間に引き寄せられるように言葉をつくっていくことで「ない」ものが新しい自分を生み出してくれた。そして[花伝所]で出会ったのは、「ないもの」が「方法」と交じることでものごとが前に進むこと。ここまで自分を導いてくれた「ない」という編集は、未知なる世界へ誘う「鍵」とも言える。これからも「ないもの」を見たことのない世界をひらく兆しととらえて、ありえない冒険に旅立っていきたい」

 

 

教室名カードを手にした新師範代たちの表情には、得体のしれないものが漲っているようだった。

 

 

52[守]は2023年10月30日(月)開講!新師範代たちが待つ教室への入口はこちらです▼

https://es.isis.ne.jp/course/syu

 

 

(テキスト・レイアウト:福井千裕)

(集合写真撮影:本城慎之介)

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。