何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

黒膜の奥で、赤玉が蠢く。
半年間の編集稽古っぷりを寿ぐ、感門之盟の開始まであと3時間。草間弥生バリの赤の水玉ネクタイを纏ったスタッフが、ダンドリを確認し合う。
感門之盟は黒膜衆と呼ばれる現場スタッフが支えている。プロデューサー、カメラマン、大道具などなどだ。その奥には、受付、道案内、Zoom接続のお手伝いなど、細々とした水屋仕事を受け持つ、感門団が控えている。
水玉のネクタイを見かけたら、ぜひお声かけを。
清水幸江
編集的先達:山田孝之。カラオケとおつまみと着物の三位一体はおまかせよ♪と公言。スナックのママのような得意手を誇るインテリアコーディネーターであり、仕舞い方編集者。ぽわ~っとした見た目ながら、ずばずばと切り込む鋭い物言いも魅力。
■学衆に恋する 「“恋する”は清水師範代の方法ですね」 感門之盟の壇上で、阿久津健師範から言祝がれ、続いて挨拶すべくマイクを受け取った。向き直ったらQQRQ(救急利休教室)の学衆とそのご家族と目が合 […]
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■伝えたいことが伝えられない。 会議で、プレゼンで、友人や恋人との会話で、子育てで、自分の思いや考えが伝わらず、もどかしい思いをしたことはないだろうか? 相手にとって未知のジャンルの話だったり […]
【破 文体編集術体験ツアー 】カクカタル・伝える力の磨き方開催記
仕事で、家庭で、社会で、乗り越えたり打ち破ったりしなければならない壁はあちこちにあるだろう。編集学校では今、その「壁」が話題になっている。 発端は51[破]の秘密として第83回感門之盟「エディット・タイド( […]
タコも空海もローマ人もスピノザも。本一冊が1時間で読める、共読online目次読書ワークショップ大盛況
先生も走るどころか交代させられ大騒ぎな師走、12月12日の夜、総勢23人の生徒が気になる本を持ち寄った。わずか1時間で本が1冊読めるワークショップ [共読Online] が開催された。 もとは読書筋を鍛 […]
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感門之盟2日目オープニング、2組目のゲストは九州支所・九天玄氣組(きゅうてんげんきぐみ、以下九天)、組長中野由紀昌だ。九天は師範代から学衆まで、初期から現代までの九州に縁(ゆかり)のある人たちが、「いかに九州を編集するか […]
コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。