何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

佐藤優さんから緊急出題!!!
「佐藤優の編集宣言」参加者のために佐藤優さんから事前お題が出題されました(回答は必須ではありません)。回答フォームはこちらです→https://forms.gle/arp7R4psgbDoczf1A
<お題>
『消された外交官 宮川舩夫』を読んでください。
https://www.shogakukan.co.jp/books/09825469
1)400字以内で抜き出し引用してください。
2)その箇所を引用した理由を書いてください。
佐藤さんは「宮川舩夫」について、「外交官として守破離とインタースコアを実践した人」と評しています。しかし、あまりにも優秀すぎるゆえに「消された」……とのこと。
※下記は5月27日に配信された記事です。
参加お申し込みは記事下のInfoをご確認ください。
イシス編集学校の基本コース[守]特別講義に、元外務省主任分析官・作家の佐藤優さんが登壇する(講義は、誰でも参加可能な公開講義の形式で開催!)。
講義タイトルは佐藤さん自らが「編集工学2.0と歴史的現実──正剛イズムをインテリジェンスにどう活かすか?」と題し、佐藤さんが長年の研究テーマとしてきたインテリジェンスに、編集工学を大胆に接続する。
「編集工学とインテリジェンス」といえば、佐藤さんはかつて『文藝春秋PLUS』連載「ベストセラーで読む日本の近現代史」で、松岡正剛校長の『知の編集工学』(朝日文庫)を取り上げ、「評者は内閣情報調査室や公安調査庁の若手インテリジェンス・オフィサーには松岡氏の作品を熟読することを勧めている」と絶賛している(2022年12月)。
その視座の中心にあったのが、「分節化(アーティキュレーション)」という方法だった。
それから2年半。編集工学に対する見方はどのように変化し、あるいは深化したのか。今回の特別講義は、その思索プロセスが明かされる貴重な機会にもなるだろう。
佐藤さんはイシス編集学校ではおなじみの存在だ。
Hyper-Editing Platform [AIDA]のボードメンバーとして、また、『読む力』(中公新書ラクレ)での故・松岡校長の対談相手として、よく知られている。そのほか、「多読ジムスペシャル」や「『情報の歴史21』を読む」など講座やイベント、今年2025年には「ほんのれんラジオ」にもゲスト出演した。
佐藤さんは、松岡校長への深いフィリア(友愛)を貫き、「松岡正剛は百年に一度の天才」「松岡正剛学を作るべき」と言い続けてきた人物でもある。講義のサブタイトルに「正剛イズム」という言葉を使ったのは、松岡正剛の志を継ぐことの表明でもあるのかもしれない。
【限定30名】「佐藤優を読む」多読スペシャル第5弾
【ほんのれんラジオ:恋愛ゲスト】まさかの佐藤優さん登場!元外交官と30代女性編集者が「恋愛トーク」をしてみた。逃げ恥、麻布競馬場、人たらしの流儀から現代のリアルな性事情まで。
ウクライナ戦争、パレスチナ問題、トランプ革命。
激変する世界において、今必要なのは「知を再編集する」力だと佐藤さんは断言する。
そして佐藤優は挑む──編集工学、すなわち「正剛イズム」をインテリジェンスに接続し、「編集工学2.0」という新たな地平を切り拓くために。
Info イシス編集学校第55期[守]特別講義「佐藤優の編集宣言」
編集工学2.0と歴史的現実~正剛イズムをインテリジェンスにど
*55期[守]師範・師範代・ご受講中の皆さまは教室にてお申し込みください
*多読アレゴリア2025夏にご参加の皆さまへ
当イベントは多読アレゴリア2025夏の無料オンライン視聴特典
●申込:https://shop.eel.co.jp/products/es_shu_055_toku
●事前お題回答フォーム:https://forms.gle/arp7R4psgbDoczf1A
※ 回答は必須ではありません
●日時:2025年7月6日(日)14:00-17:00
●ご参加方法:オンライン開催 *お申し込みの方にzoomURLをご案内します
●ご参加費:3,500円(税別)
●対象:どなたでも参加いただけます
●ゲスト講師:佐藤優さん(作家・元外務省主任分析官)
●お問合せ先:es_event@eel.co.jp
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。