【速報!】十四[離]典離発表(第76回感門)

2021/05/15(土)20:45
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第76回感門之盟「十四[離]退院式」では、3名が典離を受賞した。

 

典離というのは、最優秀賞ではないというわけではないけれど、何か我々を突き動かしたものが一番たくさんあった学衆に贈られる。(松岡火元校長)

 

選ばれるのは、決して平均点が高い方というわけではない。どこか突き抜けている。格別であること。例外的であること。(太田総匠)

 

◆曵瞬院:山口泉さん◆

感情的すぎるのは自分でも常に感じていたが、それをいかすことができることを教えていただいた。『これからどうするか』に対していただけた典離だと思う。大好きな世界史と地図を、言葉で縦と横をつなげるような旅をつづけていきたい」

 

◆曵瞬院:大泉健太郎さん◆

「もっとツルツルな感じになろうとした自分がいたんじゃないか。そうしなくていいんだと気づけたことが大きい。今も自分の中では離が終わっておらず、『一生の離』を感じながら過ごしている」

 

◆武臨院:寺田悠人さん◆

「武臨院のみなさんのいろんな部分を合わせて今の自分がいる。イシスに入ってはじめて心の奥底から一緒に交わし合うことができた。もっともっと切磋琢磨して世界を知って役に立てる人間になっていきたい」

  • 上杉公志

    編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。