オンライン伝習座速報「イシスの三密とは」佐々木局長冒頭メッセージ

2020/05/02(土)15:20
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45[守]伝習座が始まった。

オンラインでの開催はもはや定番となりつつあるが、毎回更新をかけていくのがテレワークではないイシス流

新たにオンライン上でのリアル即答回答指南や、「コロナ時代」を千夜千冊エディションで読み解く対談など、新たな試みを予定している。

 

開講から約2週間の教室模様を受け、佐々木千佳局長はコロナ時代の今をこう述べる。

 

「師範代の代わりに若い学衆が質問に回答したり、217名の受講者のうち、開講一週間で応答がなかったのは過去期にはないたったの3名。

 編集学校の外でも高校生の署名活動などもあり9月入学の動きが加速するなど、こういう時だからこその前向きな編集が起こっている。

 その一方で、編集かの硬直化も起こっている」

 

これまでの当たり前が通用しない今、BPTのTまでが一直線になり、注意のカーソルも一様になり、一種合成も目の前のものだけの短絡なものになってはいないだろうか。

 

「今だからこそ、LIving Editing、いきた方法として、フィードバックをかける転換を。

 最新の千夜千冊でパンデミック収束後、『生命情報系としての「改悛」と「再考」が待たれる』とある。

 それを編集学校は方法で進行形でやっていく」

 

その方法の秘訣にあるイシス流の「三密」とは?

 

「あいだ・人・型。この三つに非自己を持ち込んで編集していくこと。

 人も方法としてみること。回答のあいだにもメトリックやスコアの型を持ち込むこと。
 そんなオンライン上での濃厚な三密に、編集学校は挑戦している」

 

師範や師範代のリアル稽古の伝習座は19:00まで続く。

 

  • 上杉公志

    編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。