色の魔術師 明日のエディットツアー

2019/09/09(月)21:44
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 色の魔術師。先日の第70回感門之盟で総合司会を果たした江野澤由美師範代のことである。

 

 ふわりと広がるスカートとトップスの組み合せは、まるで襲(かさね)の色目。見る者の視線を釘付けにし、姿を脳裏に焼き付ける。

 

 明日、9月10日(火)、江野澤師範代がエディットツアーのナビゲーターとして豪徳寺・本楼に登場する。

 

 ツアーのテーマはずばり「色」。多色刷りのエディトリアル・リプリゼンテーションはどうしても刮目したい一芸だ。お申込みは以下のURLより。

 

 https://shop.eel.co.jp/products/detail/119

  • 米田奈穂

    編集的先達:穂村弘。滋賀県長浜出身で、伝統芸能を愛する大学図書館司書。教室名の「あやつり近江」は文楽と郷土からとられた。ワークショップの構成力に持ち前の論理構築力を発揮する。

コメント

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堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。