【オツ千ライブ!】9/9 20時より 1854夜 佐藤優『国家論』配信

2025/09/06(土)04:49 img
img DUSTedit

 千夜千冊絶筆篇 1854夜 佐藤優『国家論』をオツ千ライブでおっかけ!
 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千!。1854夜 佐藤優『国家論』、オツ千LIVEを9/9 20時より開催いたします。

 

AIDAボードインテリジェンス編集工学講義など、編集工学研究所とも関わられていますが、今年行われた「佐藤優の編集宣言」のイベントは記憶に新しいところです。多忙を極め、体調不良のなかでも、旺盛な執筆活動や鋭い視点での意見などにはいつも驚かされます。深く親交を温めていた佐藤優さんを千夜千冊することは、松岡正剛の生前には叶いませんでしたが、絶筆篇というかたちでいよいよの登場です。

 

マルクス、宇野弘蔵、アーネスト・ゲルナー、柄谷行人、カール・バルトらを丁寧に読み込んで、思索された国家と自己の実践的関係論。十八年の月日がたった現代においても噴出する国内外の問題に直面して、さらに私たちが向き合うべき視点を突きつけてきます。おつ千LIVEでは『国家論』の内容はもちろん、佐藤優さんの魅力や編集工学研究所でのエピソードも交えながら語っていきます。ご期待ください。

 

おまけ:

千夜坊主・吉村と佐藤優さんの読書術対談のYoutubeはこちらからどうぞ。

 

 

 撮り直しなしの一発 オツ千LIVE! 坊主の失言がまたまた飛び出すのか、二人の記憶が真っ白になって事故となるか、松岡正剛を継承する一里塚となるか。それはご覧になってのお楽しみである。千夜千冊を一読いただいて、ぜひご視聴ください。

 

  • 吉村堅樹

    僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。