【オツ千ライブ!】9/25 20時より初のWヘッダー蕪村&ボームをおっかけ!

2025/09/22(月)23:54 img
img DUSTedit

 千夜千冊をおっかけつづけて4年150夜を超えて、初めての二夜をおっかけLIVE開催!
 千夜坊主の吉村堅樹と千冊小僧の穂積晴明による「おっかけ千夜千冊ファンクラブ」こと、オツ千!。850夜 与謝蕪村『蕪村全句集』&1074夜 デヴィッド・ボーム『全体性と内臓秩』の二夜オツ千LIVEを9/25 20時より開催いたします。

 

松岡正剛の名著『擬』では多くの千夜千冊が取り上げられていますが、その前半のキーになる千夜といえば与謝蕪村とデヴィッド・ボームになるでしょう。第二綴「きのふの空」とは、蕪村の句「凧きのふの空のありどころ」からとられたもの。第四綴「顕と冥」では慈圓と並んで紙幅を費やしているのがボームである。

 

宝天文化の世に俳諧師、俳画師として活躍した与謝蕪村と理論物理学に哲学を持ち込み独自のコンセプトメイクをしたデヴィッド・ボーム。この二人の千夜がいかに交わるのか、重なるのか。坊主と小僧は二夜をどう料理するのか。ミックスグリルか、一品料理か。果たして二人の体力は持つのか。

 

 

 

 撮り直しなしの一発 オツ千LIVE! 坊主の失言がまたまた飛び出すのか、二人の記憶が真っ白になって事故となるか、松岡正剛を継承する一里塚となるか。それはご覧になってのお楽しみである。二つの千夜千冊と『擬』を一読いただいて、ぜひご視聴ください。

 

  • 吉村堅樹

    僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。