【オツ千vol.31】近代仏教を問う7つの視点

2022/09/02(金)20:42 img img
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 「おっかけ!千夜千冊ファンクラブ」。ちぢめて「オツ千」。千夜坊主こと林頭の吉村堅樹と千冊小僧ことデザイナーの穂積晴明。「松岡正剛の千夜千冊」ファンを自認する二人が、千夜のおっかけよろしく脱線、雑談、混乱の伴走するショート・ラジオ。千夜千冊がアップされるたびに「おっかけ更新」いたします。第31回は、『日本仏教と西洋世界』『近代仏教スタディーズ』2夜合わせ読みです。

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1802夜から始まった日本仏教シリーズも、源信、明恵、日蓮、富永仲基ときて、いよいよ明治の廃仏毀釈と文明開化に晒された「近代仏教」を見ていきます。1808夜『近代仏教スタディーズ』の千夜千冊の7つの切り口を手すりに、1807夜『日本仏教と西洋世界』を挟みながらのオツ千二夜読みです。ゲストには、寺平賢司千夜千冊編集長がスペシャル回に続いての登場。web千夜千冊の画像やキャプションの編集方針やこだわりを情熱たっぷりに語ります。

 

 

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 ゆるゆる千夜千冊伴走の「オツ千」の「オツ千目安箱」へお便りありがとうございます。「オツ千」への感想・質問、千夜千冊の気になるところ、まじめなお悩みも不真面目なお悩みも何でもお待ちしております! 坊主と小僧が心を込めてお答えします。

 

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▼当該千夜千冊 (1807夜 嵩満也・吉永進一・碧海寿広編『日本仏教と西洋世界』)▼

 

▼当該千夜千冊 (1808夜 大谷栄一・吉永進一・近藤俊太郎編『近代仏教スタディーズ』)▼

 

 

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  • 吉村堅樹

    僧侶で神父。塾講師でスナックホスト。ガードマンで映画助監督。介護ヘルパーでゲームデバッガー。節操ない転職の果て辿り着いた編集学校。揺らぐことないイシス愛が買われて、2012年から林頭に。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。