2020ETS編集聖火キャスト12「編集で間は動かせる」石丸穂高さん(事業開発・甲府)

2020/03/08(日)10:46
img CASTedit

全国同時多発で打ちあがった編集の祭典「ISISフェスタエディットツアースペシャル(ETS)』。4月までに全国20か所を編集聖火ランナーがかけぬけます。ここでは開催終了会場の参加者の声を紹介します。

 

【Q.受講のきっかけは?】

内田文子さん(師範代)からのお誘いです。普段からデザイン思考や新しい方法に興味があり、編集の見方がどのようなものかを体験したいと思い参加しました。

 

【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】

間は動かせるということです。まず、間をつくることが自分の課題だと常々感じていました。地を動かすトレーニングを意識して行うことで、間を広げたり、埋めたり、多様に動かしていけるのは大きな発見です。

 

【Q.今後にどう活かしたいですか?】

編集を日常化させていきたいですね。たとえば仕事で印刷機を扱っているのですが、このままではもう売れなくなってしまう。そこで、新しい切り口が必要になる一方で、社内の誰もがそのことを共感できるわけでもありません。ですから、単に新しい見方を広げるだけでなく、そこをどのようにコミュニケーションを取っていくかまで含めて、編集によって知にしていきたいです。

 

  • 上杉公志

    編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。