何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

全国同時多発で打ちあがった編集の祭典「ISISフェスタエディットツアースペシャル(ETS)』。4月までに全国20か所を編集聖火ランナーがかけぬけます。ここでは開催終了会場の参加者の声を紹介します。
【Q.受講のきっかけは?】
宍戸さんにお誘い頂き、今回初めてETに参加させて頂きました。わたしは、波動と浄化・メイク講師や美容の仕事をしておりまして、実は今、商品開発と新しいメニュー、新しい活動を作成している最中でした。そのタイミングで今回のお誘いを頂戴し、ワクワクな未知のヒントがあると思ったこと、編集工学世界をちょっと初体験してみよう!と思ったことが受講のきっかけです。
【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】
編集とは?という問いに対して、わたしの中にあった『編集』への固定観念が存在していたようです。というのも、本や雑誌や映像をはじめとする編集だけにとどまらず、日常のあらゆる瞬間で編集を行っている、ということを知った瞬間、それらの観念が解放された感覚がありました。
ワークを行って行く中で、更地からメキメキサクサクと高層建築が構築されていくスピード感と、異素材をパッチワークしていくような、意外性を伴った、まったくあたらしいモノが出来上がっていく工程を楽しむことができました。決められた時間の中で仕上げる、という凝縮した『動』のスリル感が面白いと感じます。
また、参加者の皆さまと対話したり、作品を拝見する中で、チャーミングな斬れ味やクスッと笑える楽しさを垣間見て、ギャップの魅力も発見できました。
【Q.今後にどう活かしたいですか?】
編集とは、『脳の浄化』だと感じました。脳が覚醒していくような感覚です。型の重要性を知り、そこからどう効率的に動いていくのか?ということを学べました。受講して学んだ知識を日常でスムーズに行えるように訓練し、取り入れていきます。そして、仕事面での商品やメニュー開発に早速生かしてまいります。この度は刺激的な体験をありがとうございました!
written by 藤田小百合
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。