何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

「知のコロシアム」とささやかれる、Hyper-Editing Platform[AIDA]。半年のあいだ、多彩なゲストやボードメンバーとともに知を深め、自己変容していくプログラムです。座衆と呼ばれる受講生は「常識がひっくり返った」と驚くことも多々。[AIDA]では、なぜそれほどの変化が起こるのでしょう。
[AIDA]season4からボードメンバーとして参加している吉川浩満さんは、[AIDA]のユニークなポイントは「お題」にあると見ています。[AIDA]ではイシス編集学校と同じように、「座衆」と呼ばれる受講生は「連」という教室に分かれて、さまざまなお題に取り組みます。
吉川:知的好奇心が旺盛な人は、本を読んだり講演会に行ったりして、自分の常識が覆されることもあるでしょう。けれど、大事なのはそのあと。常識がひっくり返ったあと、どうするかですよね。
なぜ「お題」が大事なのか。既知の枠組みを壊したあと、再構築するにはどうしたらよいのでしょう。ご自身でも読書会を開催される吉川浩満さんが見た、[AIDA]の驚異的なポイントとは。
吉川浩満さんインタビュー全編はこちらからご覧ください。
2024/2/8更新
ボードメンバーのみなさまのインタビューは、[AIDA]公式サイトでご覧いただけます。
座長松岡正剛◆日本という方法が世界を解き明かす
村井純さん ◆日本語がインターネットの未来を決める
田中優子さん◆自然とつながる「しるし」を残すために
大澤真幸さん◆資本主義を乗り越える 日本語的発想とは
佐藤優さん ◆時流に逆らって「あいだ」を考える意義
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AIDA 特別公開イベントを開催します。
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松岡正剛が座長をつとめるHyper-Editing Platform [AIDA]は、2024年4月23日に、特別公開イベント「AIDA OP(アイダオープン)」を開催いたします。
AIDAボードメンバーである元外交官・作家の佐藤優氏をゲストにお迎えし、編集工学研究所1F「本楼」で実施、オンライン配信も行います。卒業生限定の会員組織「ハイパークラブ」など、 [AIDA]の多様な展開もご案内いたします。
■日時:2024年4月23日(火)19:00-21:30
■場所:本楼(編集工学研究所1F)&オンライン配信(zoom)
■対象:ご関心のある方はどなたでも参加可能です。特に、企業人事担当者、経営者、経営幹部、経営幹部候補、中小企業・ベンチャー企業関係者の皆様に注目いただきたいイベントです。
■参加方法: 本楼現地参加(40人限定)、オンライン参加(無制限)
■参加費用: 本楼現地参加6,000円(税別)*ウェルカムドリンク、軽食をご用意しております。
オンライン参加3,000円(税別)
■申込はこちらから
https://shop.eel.co.jp/products/detail/698
梅澤奈央
編集的先達:平松洋子。ライティングよし、コミュニケーションよし、そして勇み足気味の突破力よし。イシスでも一二を争う負けん気の強さとしつこさで、講座のプロセスをメディア化するという開校以来20年手つかずだった難行を果たす。校長松岡正剛に「イシス初のジャーナリスト」と評された。
イシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」配信中。
大澤真幸が語る、いまHyper-Editing Platform [AIDA]が必要とされる理由
Hyper-Editing Platform[AIDA]は、次世代リーダーたちが分野を超えて、新たな社会像を構想していく「知のプラットフォーム」です。編集工学研究所がお送りするリベラルアーツ・プログラムとして、20年にわ […]
【多読アレゴリア:MEdit Lab for ISIS】もし順天堂大学現役ドクターが本気で「保健体育」の授業をしたら
編集術を使って、医学ゲームをつくる! 「MEdit Lab for ISIS」は2025夏シリーズも開講します。 そして、7月27日(日)には、順天堂大学にて特別授業を開催。 クラブ員はもちろん、どなたでもご参加いただけ […]
【ARCHIVE】人気連載「イシスの推しメン」をまとめ読み!(27人目まで)
イシス編集学校の魅力は「人」にある。校長・松岡正剛がインターネットの片隅に立ち上げたイシス編集学校は、今年で開校23年目。卒業生はのべ3万人、師範代認定者数は580名を超えた。 遊刊エディストの人気企画「イシスの推しメン […]
イシス最奥の[AIDA]こそ、編集工学の最前線?受講した本城慎之介師範代に聞くSeason5。
イシス編集学校には奥がある。最奥には、世界読書奥義伝[離]。そして、編集学校の指導陣が密かに学びつづける[AIDA]だ。 Hyper Editing Platform[AIDA]とは、編集工学研究所がプロデュースする知と […]
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コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。