年の離れた同級生 43[守]蓮式パエーリャ

2019/10/15(火)14:44
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 「人生の先輩方のお話楽しみにしております^ ^」と、感門之盟・アフ感に参加表明をしたのが、姫野聖来さん(43[守]蓮式パエーリャ教室)。早稲田大学文化構想学部在籍で、松岡正剛校長との共著『謎床』でも知られるドミニク・チェンさんの講義を受講。ドミニクさんの紹介でイシス編集学校を知り、入門した。

 「集中力と起爆力をそなえている」「シャープで可愛らしい」とは、担当師範代の西由江の言葉だ。休日にはカフェめぐりに、音楽仲間とアコースティック弾き語りライブと、学生時代を謳歌している。現在は就職活動中、クリエイティブ系の職業をめざしている。

 「ここでは大人たちが笑っている」と、姫野さんは述べた。就活面接で接する社会人は、当然真剣モード。「”編集は遊びである”を体現する“年の離れた同級生”との会話が新鮮」と姫野さんは言う。「同じ年の娘がいる」という同教室の徳応学さんとビールを酌み交わす様子は親子そのものであった。

  • 井ノ上シーザー

    編集的先達:グレゴリー・ベイトソン。湿度120%のDUSTライター。どんな些細なネタも、シーザーの熱視線で下世話なゴシップに仕立て上げる力量の持主。イシスの異端者もいまや未知奥連若頭、守番匠を担う。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。