「編集」を学べば、情報の本質が見えてくる【津田一郎】

2025/09/27(土)12:00
img MASTedit

イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネルで順次公開中ですのでご覧ください。


 

「編集」を学べば、情報の本質が見えてくる – 津田一郎

 編集とはカオスみたいなもので、日常のどこにでも埋め込まれていますが、意識的に取り出そうとしないとなかなか見えてこないものでもあります。編集の本質とも関わりますが、編集の対象にどういう操作を加えることで、対象が新たな見え方をしてくるのか。その方法論を確立してきたのが松岡正剛さんだと認識しています。その方法、特にどういう操作をすれば世界が見えてくるか。あるいは意識的に出たり入ったり、見せたり隠れたりする。そういうことを通して、いかに物事の本質の見え方が変わってくるのか。そのことをぜひ体験してほしいと思います。

 

 

ISIS co-missionメッセージ

「編集」を学べば、情報の本質が見えてくるー津田一郎

世界が変わる、私が変わる「編集力」 ー大澤真幸 Coming soon

AI時代に新たな編集軸を伝えたい ー宇川直宏 Coming soon

編集学校は世界に類のない学校だ ー武邑光裕 Coming soon

方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校 ー井上麻矢×田中優子 Coming soon

 


第56期[守]基本コース|申込受付中

申込締切:2025年10月12日(日)

稽古期間:2025年10月27日(月)~2026年2月8日(日)
詳細・申込:https://es.isis.ne.jp/course/syu

無料学校説明会(オンライン)開催中!
日時:2025年10月1日(水)19:30-21:00
   2025年10月10日(金)19:30-21:00
   2025年10月12日(日)10:00-11:30
申込:https://shop.eel.co.jp/collections/briefing


編集:編集工学研究所・イシス編集学校

  • 津田一郎

    理学博士。カオス研究、複雑系研究、脳のダイナミクスの研究を行う。Noise-induced orderやカオス遍歴の発見と数理解析などで注目される。また、脳の解釈学の提案、非平衡神経回路における動的連想記憶の発見と解析、海馬におけるエピソード記憶形成のカントールコーディング仮説の提案と実証、サルの推論実験、コミュニケーションの脳理論、脳の機能分化を解明するための拘束条件付き自己組織化理論と数理モデルの提案など。2023年、松岡正剛との共著『初めて語られた科学と生命と言語の秘密 』(文春新書)を出版。2024年からISIS co-missionに就任。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。