何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

2025年11月23日(日)・24日(月・祝)、イシスの新しいお祭「別典祭」(べってんさい)を開催します。
場所は編集工学研究所ブックサロンスペース「本楼」、主催は多読アレゴリア。ですが、多読アレゴリアのメンバーでなくても、イシス編集学校を一度も受講したことがなくても、誰でも参加することができます。
ぜひ、家族や友人・知人と一緒に、ご気軽に参加してください(入場料はイシス編集学校の受講生は「1500円」、一般の方は「無料」です)。
「別典祭」は「べってんさい」と読みます。弁天様にも似た縁起の良い響きをまとい、アレゴリア一周年と松岡校長一周忌へ心を寄せて、「典」すなわち「本」を祭り、二日限りの編集別天地をつくる。「別典祭」はそんな思いを込めて名付けられました。ちなみに、「アレゴリア」という言葉にも、新たな祝祭、情熱や生きる喜びという意味が込められています。
では、いったい、どんなお祭りなのか?
現在決定している開催概要はこちらです。下記は随時更新していくので、どうぞ楽しみに!
◆「別典祭」開催概要◆
会場:編集工学研究所ブックサロンスペース「本楼」(最寄駅:小田急線 豪徳寺駅、東急世田谷線山下駅より徒歩7分)〒156-0044 東京都世田谷区赤堤2丁目15番3号
https://www.eel.co.jp/about/company
日程:2025年11月23日(日)・24日(月・祝)
チケット(2日間有効):1500円(イシス編集学校受講生)/無料(一般の方)
申込方法:後日お知らせします
プログラム:
【1日目プログラム(11/23)】
・ほんのれんクラブ|ほんのれんラジオLIVE
・着物コンパ倶楽部|黒留袖ファッションショー・武邑光裕さん|トークイベント
【2日目プログラム(11/24)】
・千夜千冊パラダイス|おつ千LIVE
・MEdit Lab for ISIS|米光一成さん × 小倉加奈子析匠 トーク&ゲームプレイ
・田中優子学長|トークイベント
【2日間通しプログラム(11/23-24)】
・終活読書★四門堂 × 多読ジムClassic × 大河ばっか!|本市
・EDO風狂連|100人連句
・軽井沢別想フロンティア|「浅羽米」販売・OUTLYING CLUB|ムネモシュネアトラスパネル
・その他、決定次第発表!
金 宗 代 QUIM JONG DAE
編集的先達:宮崎滔天
最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
photo: yukari goto
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佐藤優さんから緊急出題!!! 「佐藤優の編集宣言」参加者のために佐藤優さんから事前お題が出題されました(回答は必須ではありません)。回答フォームはこちらです→https://forms.gle/arp7R4psgbD […]
コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。