何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

夏といえばお祭り。お祭りといえば屋台。そして屋台の定番といえば……やきそば!
ということで、イシス編集学校でも7月24日夜、あの「邪鬼蘇婆講(やきそばこう)」を開催します!!!
企画者は、まもなく200番代に達するお笑い大惨寺のボス・デーブ川崎師範です。何をするかは読んで字のごとく。あの本楼にホットプレートを持ち込んで、比喩でなくホントにやきそばを焼いちゃうのです(!?)
ツウな皆様ならご存知の通り、実は大惨寺やきそば会は今回で2度目。5月半ばに開催された第1回やきそば会では、たっぷりのもやし・野菜はもちろん、唐辛子練り麺と町田チャーシュー、噂のパイナップルまで具材として投入され、さらには参加者によって名酒と漬物まで持ち込まれるという…文字にするだけでもヨダレが出てきそうな、まことに贅を尽くした時間となりました。
このたびいっそう奇天烈な名を負った「邪鬼蘇婆講」では、どんな焼きそばが食べられるのか? 今からとても楽しみですね。デーブ川崎さんからも、こんなメッセージが届いておりますよ。
全員登録ラウンジ「シン・お笑い大惨寺」でひとつでも回答してくれた人は、みな大惨寺民です(〆切のないラウンジですから、今からの回答でも十分間に合います)。特性やきそばを食べてみたい人も、大惨寺の息吹に触れたい人も、本楼で編集トークがしたい人も、みなみな歓迎でございます。7月24日夜、お仕事帰りにぜひともふらりと本楼へお立ち寄りください!
文・アイキャッチ/白馬ッ苦連
■お笑い大惨寺「邪鬼蘇婆講(やきそばこう)」
日時・場所:7月24日(水)18:30~ 本楼
参加費:三千円
参加対象:イシス受講者全員
*Editcafe上の「シン・お笑い大惨寺」ラウンジ内スレッドにある[5902] 【参加申込スレ】からお申し込みをお願いします。お気軽にぜひ♪
シン・お笑い大惨寺 遊夕番遊夕番
編集的先達:一休宗純、川上音二郎、椿三十郎、四方赤良。イシスと社会の狭間に生まれし「シン・お笑い大惨寺」。この河原から毎夕声を発するは人呼んで「遊夕番」。時には抜き身の刀のごとくギラギラと、時にはヌメヌメ艶っぽく、この世もわが身も笑い飛ばす。髑髏を蹴飛ばしオッペケペぇ、雨降らば降れ風吹かば吹け。
どこの誰かは知らないけれど、イシスの誰もが知っている。みんなにお馴染み、千日興行中の大惨寺は、にゃんと折り返しを迎えました。不定期連載【タダ漏れ大惨寺】にて、500番のお題と回答を、無限にダダ漏れ/無料でタダ漏れしちゃい […]
「答えがあるクイズ」をもとに「答えがないお題」を作るには?【大惨寺】
与えられる問いから作りだす問いへ。 昨年『問いの編集力』(安藤昭子・著)が発売されたことは記憶に新しいが、問い(お題)をどう作るかということは、イシスでも世の中でも大きな関心を持たれているトピックのひと […]
どこの誰かは知らないけれど、イシスの誰もが知っている。月光仮面さながらに、みんなにお馴染み大惨寺は、ついに400番を迎えました。千日興行の足跡は川向うに村を成し、折々の祭りも経ながら着実に成長しています。 […]
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世の中から「B面」が消え失せつつある。 A面・B面という言葉のもととなったレコードやカセットが廃れたからということもあるだろうが、それだけが理由ではない。 「B面」という語 […]
コメント
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
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作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
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2025-09-24
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