何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

目立ったPRをしていないのにも関わらず、イシス界隈で「なにこれ!」「聴いてる!」とじわじわと人気急上昇中のpodcast番組があります。それが「ほんのれんラジオ」。毎週、テーマごとに選んだ本について、ゆるーくおしゃべりしている番組です。
▲視聴はこちらのバナーから!
「ほんのれん」とは、イシス編集学校を運営する編集工学研究所がいま大プッシュしているサービス。(感門之盟で、社長・安藤昭子が、妖艶に本を紹介していた様子が記憶にあたらしいですよね)。「ほんのれん」のサービス自体は、BtoBをメインに展開してきましたが、本日2023年12月12日から、みなさんにも楽しんでいただける仕掛けをご用意しました!
▲ほんのれんのブランドサイトには、イシス編集学校のあのアイドルも…
■ほんのれんの連載、始まります
なんと、ニュースアプリ「スマートニュース」のなかで、連載が始まります!! スマニュー、ご存知でしょうか。掲載メディア数、掲載記事数No.1。日本でいちばん情報が集まっていて、人気もトップクラスのアプリです。
連載は、スマートニュースから新たにローンチされるサービス『SmartNews+』に掲載されます。この記事、スマニューでしか読めません。実際の記事を一部お見せしましょう。
どうです? 編集部メンバーがマンガでおしゃべりしたり、書影も大きく載ってたり、ポップでかわいいでしょう。内容はといえば、「『推し』はどうして尊いの?」という問いを、マンガ『推しの子』から歌舞伎、認知科学からニーチェまで一気に掘り下げて考察するとか。この連載を読めば、身近な話題から、松岡正剛の編集的世界観まで一気にダイブ。1記事で5冊前後の本を紹介しているので、本をつまみ食いしてみたい方や、難しい千夜千冊のさわりを楽しんでみたい方にオススメです。
■パソコンでも見られるサンプル記事!
いますぐ読みたい!という方には、こちらのURLからどうぞ。導入部分がご覧いただけます。スマホ対応の記事ですので、たとえば「本を読む意味を考える7冊」の書影をスクショ可能。本屋や図書館で本を探すときにも便利です。
●本を読むと何がイイ? 読書スタイルをアップデートするための30冊
●時代も、株価も、顔色も「読む力」が必要だ!生き抜くための「読解力」は、本で鍛えられる?
●「1冊の本で人生が変わる」は本当か? 脳科学が証明する、物語の効能。
●読書法1:読書をもっと気軽にしよう。「読まずに読む」方法!?
●読書法2:思考を加速するための読書メソッド! 「探究型読書」
●書物はどこから来てどこへ行くのか? 読書の5000年史をたどる!
■ほんのれん編集部のご紹介
連載を手掛けるほんのれん編集部は、それぞれイシス編集学校で腕を鍛えてきた仁禮洋子、山本春奈、尾島可奈子、梅澤奈央。ざっとプロフィールをご紹介いたしましょう。
編集長・仁禮洋子は、編工研チーフエディター。関西弁と英語を話す。趣味は占い。松岡正剛事務所の寺平賢司とのあいだにもうけた息子Yutoを育てながら、50[守]悠阿弥アメリ教室師範代としても登板。
編工研エディターの山本春奈は、15[離]典離。小動物系のくりくりお目々ながら、経済・社会問題系にめっぽう強い知的タフガール。松岡正剛から付けられたあだ名は「俊瞬」。
40[花]師範・尾島可奈子は、おっとりな物腰で抜群の安定感を誇るいっぽう、劇団にも所属するという多芸さ。10[離]典離、46[守]襟足バンビ教室、46[破]ほろよい麒麟教室師範代。師範経験で鍛えたであろう、巧みなマネジメント手腕が光る。
梅澤奈央はエディスト記事投稿数なら誰にも負けないわたくし。42[守][破]はじかみレモン教室師範代。登録者数1万人のイシス編集学校メルマガ「編集ウメ子」も好評配信中。
編集プロセスでは、それぞれが千夜千冊を読み漁ったり、図書館に駆け込んだり、『情報の歴史21』を紐解いたり。はたまた、「この問題のアーキタイプは?」とか「一種合成しないと」なんて型を使ってみたり。イシスの学びをフル活用しての制作です。校長松岡正剛からも「ほんのれん編集部はいいメンバーだから、スターになれる」と折り紙付き。
深い世界知を、なるべくカジュアルに。それが『SmartNews+』連載のコンセプト。連載記事は、編集部のメンバーが背伸びせず、素直に気になったことや驚いたことを、読者のみなさんとわいわい語り合うモードになっています。
イシス編集学校で学ぶみなさんなら必読の連載。ぜひご購読ください。
●じつはひっそり「Business Insider Japan」でも、「ほんのれん」の連載記事を更新中。こちらからご覧ください。
ほんのれん編集部
編集工学研究所×丸善雄松堂が提供する一畳ライブラリー「ほんのれん」の選書やメディア制作を手掛けるメンバー。関西弁で跳ねるデザイン知カンガルー・仁禮洋子(ニレヨーコ)、小鳥の風貌ながら知的猛禽類な山本春奈(はるにゃ)、昭和レトロを愛する果敢なコンパイル亀・尾島可奈子(おじー)、2倍速で情報収集する雑読チーター・梅澤奈央(ウメコ)ほか。ほんのれんラジオは毎週水曜更新中。ほんのれん編集部公式noteにこれまでのアーカイブを蓄積してます。https://note.com/honnoren/
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2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。