麻子がキラキラ暗示する? 二日目スタート【77感門】

2021/09/05(日)11:48
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時代を読む、心の内を読む、共感を読む。こんなDANZENな読み方はいかがでしょうか。

 

佐々木局長のコールで「77感門」の二日目が幕を開けた。暗転した会場のスクリーンには、ルイアームストロングの「What a Wonderful World」をバックミュージックに、本まみれの本楼をスローモーションで映し出す映像が流れる。

 

パッと明るくライトが灯ると「今日の感門も参加者がそれぞれブラウザーで編集可能な、切り取り可能なそんな”断点”だらけの一日になることでしょう。二日目はこの二人に託して始めましょう」とニコニコ笑顔の佐々木が司会の二人にマイクをバトンタッチした。

 

「緊張しております」を第一声にマイクを受けとる破の髭男ディー・渡辺高志。そしてDANZENビューティフルな多読ジム冊師の増岡麻子。

 

実は麻子冊師のキラキラ華やかな衣装には多読ジムの”何か”が暗示されている。続きは14時10分の「シン・イシス」を。どうぞお楽しみに!

  • 金 宗 代 QUIM JONG DAE

    編集的先達:宮崎滔天
    最年少《典離》以来、幻のNARASIA3、近大DONDEN、多読ジム、KADOKAWAエディットタウンと数々のプロジェクトを牽引。先鋭的な編集センスをもつエディスト副編集長。
    photo: yukari goto

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。