「アジール」な「世界塔」に「麒麟」も?! 出世魚した46[破]の9教室【75感門】

2021/03/14(日)14:51
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イシス編集学校の教室名は“出世魚する”。

これは、43期[破]から新しく取り入れられたシステムで、守から破の師範代になるとき、松岡正剛校長によって再編集され、教室名が変わることをさす。

ブリ、スズキ、ボラは、成長につれ名前が変わる「出世魚」だ。江戸時代には、元服や出世の際に名前を変えたことに似ているため、縁起ものとして出世魚は喜ばれたようだ。

出世魚のごとく、新しい教室名を手に、師範代として大海に泳ぎ出て、大いに自在に指南いただきたいものである。

 

今回、4月開講の46[破]に向けて、9つの教室名が出世魚した。第75回感門之盟で、プレゼンター野嶋真帆師範・相部礼子番匠から発表された教室名は以下の通り。

 

◆ 尾島可奈子 師範代

    襟足バンビ教室 → ほろよい麒麟教室

 

◆ 畑勝之 師範代

    位相オンライン教室 →  アジール位相教室

 

◆ 森本康裕 師範代

    弓心一射教室 →  あたりめ乱射教室

 

◆ 戸田由香 師範代

    惑溺セラフィータ教室 →  多項セラフィータ教室

 

◆ 石輪洋平 師範代

    ウラカタ志向教室 →  調音ウラカタ教室

 

◆ 高橋陽一 師範代

    まるごと給水塔教室 →  望眺世界塔教室

 

◆ 角山祥道 師範代

    角道ジャイアン教室 →  ジャイアン対角線教室

 

◆ 大塚宏 師範代

    コロナ切れ字教室 →  王冠切れ字教室

 

◆ 品川未貴 師範代

    四次元カフェ教室 →  互次元カフェ教室

 

▲神獣の出現におどろく尾島可奈子師範代。

 

松岡正剛校長も、教室名に込めた思いをマイクにのせる。

「泥酔しないようにね」「するめ好きだろ?」「あまりにも給水塔ばっかりだから……」

 

原田淳子学匠も教室名の出世をすべて見届け、つぎなる46[破]へのチューニングを始めている。

 


応用コース 第46期[破]

入門日:2021年4月12日(月)

稽古期間:2021年4月19日(月)~2021年8月8日(日)

詳細・お申し込みはこちら

  • エディスト編集部

    編集的先達:松岡正剛
    「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。