【連載】ETS群島キャスト04「アウトプットを変えたくて」小学校養護教諭 A.Aさん(福島)

2019/10/10(木)11:00
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【Q.受講のきっかけは?】

 師範代を務めたことのある原田さんから、ワークショップ開催のお知らせを聞いたのが、直接のきっかけです。日頃の原田さんの話を聞いていると、項目立てをして整理し、わかりやすく説明していると感じていました。

 

 今回郡山でのエディットツアー開催の話を聞いて、どういうものなのかを実際に体験してみたいと思い、参加しました。

 

【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】

 エディットツアーで行った読書術や、ワークについての発表を窺い、どれもオリジナルで何より自由であることに驚きました。

 

 それまで「さまざまな見方がある」と頭では理解していましたが、直接皆さんの多様な発表を耳にし、体験を通して納得できたのが一番の学びでした。「受容、傾聴」の大切さは理解していましたが、どこかで無意識に抵抗していたことがあったことに、改めて思い至ったことも大きな発見です。

 

 今回ツアーに参加したことで、多様性を受容する大切さを改めて感じるとともに、自分の考えを言葉に表現するむずかしさを、改めて感じることとなりました。

 

【Q.今後にどう活かしたいですか?】

 人前で何かを伝える機会が多い職業ですので、常日頃から自分の考えを整理して伝えることは、とても大切なことだと感じています。今回ツアーで学んだ「型」を使って表現するまでには、まだほど遠いと感じているのも事実です。

 

 まずは今回改めて大切さを感じた「受容」について、日頃の生活の中で実践したいと思います。そして今回のワークで学んだ「方法」を少しずつ使って、自分の内にあるものを表出していく練習を積み重ねていきたいと思います。

  • 鈴木康代

    編集的先達:網野善彦。マイクを両手でもってふくしま訛りで語るメッセージは編集の確信をとらえ、誰もの胸を打つ。二代目守学匠としていまやイシスの顔。野望は「続3.11を読む」の編集。

コメント

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堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。