【連載】ETS群島キャスト02「松岡正剛の思考方法を体験したい」浦崎共行さん(沖縄)

2019/10/08(火)11:00
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【Q.受講のきっかけは?】

 テレビ「オトナの!」です。ユースケ・サンタマリアに読書術を実践する松岡さんの語りと、膨大な知識量に一目惚れしました。

 

 今は古着屋の二代目をしながら、地域興しの活動をしています。仕事柄、色々なアイデアは浮かぶのですが、それをどうすれば処理していけばいいのかわからず、いつも自分の頭が散らかっている状態をどうかしたいという思いがずっとありました。

 

 『フラジャイル』や『多読術』などの著書を読んでみたのですが、どうすれば松岡さんのようになれるのかの答えはわからず。そんな中、沖縄で編集学校のワークショップがあることをFacebookで知り、「松岡正剛の思考方法を体験したい!」という一心で申込をしました。

 

【Q.エディットツアーを通じて得たこと、学んだこと、新しい発見はありましたか?】

 エディットツアーでは、自己紹介も文章作成もイベント運営も全て「情報編集の4つのプロセス」でとらえているという見方が特に新鮮でした。

 

 あとは会場で初めて知った松岡さんの雑誌『遊』ですね。今だともうこうしたものは作れないんじゃないかと思います。松岡さんにとっては読書も雑誌づくりもおなじ情報編集のプロセスでとらえている。これだけでも今までにない思考方法の転換でした。

 

【Q.今後にどう活かしたいですか?】

 他の参加者の方の考え方が柔らかく、まだまだだなと痛感しました。

 仕事でも学んだ編集術を試していこうと思います。 これからも勉強あるのみ! です。

  • 上杉公志

    編集的先達:パウル・ヒンデミット。前衛音楽の作編曲家で、感門のBGMも手がける。誠実が服をきたような人柄でMr.Honestyと呼ばれる。イシスを代表する細マッチョでトライアスロン出場を目指す。エディスト編集部メンバー。

コメント

1~3件/3件

堀江純一

2025-10-02

何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

川邊透

2025-09-30

♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。

若林牧子

2025-09-24

初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。