何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)

イシス編集学校で予定されている活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。今月も皆さんとともに、アレコレDOしてSAYしていきます。
2020年最後の月となりました。12月の「イシスDO-SAY」をどうぞ。
【2020年12月】
2020年12月4日(金) 田中泯さん「村のドン・キホーテ」舞台上演
2020年12月4日(金)から3日間にわたり東京芸術劇場で開催される田中泯さんのダンス公演「村のドン・キホーテ」に、セイゴオが「言語演出」として協力。
▶ 関連情報「田中泯さんの「ドン・キホーテ」をセイゴオが言語演出」
2020年12月5日(土) 46[守] 伝習座
▶ 関連記事「46[守]伝習座「世界の方法の全ては[守]にある」康代学匠・佐々木局長メッセージ」
2020年12月12日~13日(土・日)
新生ハイパーエディティングプラットフォーム[AIDA] 第3講開講
▶ 関連情報 「【AIDA】新生ハイパー、ついに開幕!」
▶ 関連情報 「サステイナブルの矛盾 AIDA第一講 10shot」
▶ 関連情報 「【AIDA】EDISTicker 01 コケとすすきの室礼(しつらい)」
▶ 関連情報 「【AIDA】KW File.05「反知性主義」」
2020年12月19日、20日(土・日) 33[花] キャンプ
師範代養成コースである花伝所のなかでは、指南編集トレーニングキャンプが行われる。7週間の演習の終わりに、師範代認定をかけて最後の学びの場だ。
▶ 関連記事「ただし焚き火はバーチャルで 32[花]キャンプ開催」
2020年12月22日(火) エディットツアー
イシス編集学校のユニークな編集ワークが体験できるISISエディットツアーをオンラインで開催。
▶ 関連記事「インターネット上の学校だからこそ!エディットツアーもオンライン」
2020年12月26日(土) [離] 別当会議
▶ 関連記事「おしゃべり病理医 編集ノート - 前作より100倍面白い図鑑は遊刊エディストとともに」
2020年12月27日(日) 輪読座3
2020年の輪読座は、イシス20周年記念 「白川静を読む」。
参考情報:千夜千冊0987夜 白川静 『漢字の世界|1・2』
▶ 関連記事「漢字から日本のおおもとを探る!輪読座「白川静を読む」間もなく開講」
過去のDO-SAY
エディスト編集部
編集的先達:松岡正剛
「あいだのコミュニケーター」松原朋子、「進化するMr.オネスティ」上杉公志、「職人肌のレモンガール」梅澤奈央、「レディ・フォト&スーパーマネジャー」後藤由加里、「国語するイシスの至宝」川野貴志、「天性のメディアスター」金宗代副編集長、「諧謔と変節の必殺仕掛人」吉村堅樹編集長。エディスト編集部七人組の顔ぶれ。
方法の学校は、ここしかない。世界で唯一の学校【ISIS co-missionメッセージ 井上麻矢×田中優子】
イシス編集学校アドバイザリーボード ISIS co-missionメンバーより、これから「編集」を学びたいと思っている方へ、ショートメッセージが届きました。なぜ今、編集なのか、イシス編集学校とはなんなのか。イシスチャンネ […]
イシス編集学校で予定されている毎月の活動をご案内する短信「イシスDO-SAY(ドウ-セイ)」。 10月は開講ラッシュの月。基本コース[守]、応用コース[破]、師範代養成コース[花伝所]、技法研鑽コース[遊] […]
【プレスリリース】「思考の武器、表現の食器、発想の楽器」を手に入れる。生成AI時代を生き抜く「編集力」を38の思考の型で鍛える基本コース第56期[守]、10月27日に開講。
株式会社編集工学研究所(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:安藤昭子)が運営するイシス編集学校は、インターネット上で24時間いつでもどこでも「編集術」を学べる学校として、2000年に開校、25周年を迎えました。 […]
第89回感門之盟「遊撃ブックウェア」(2025年9月20日)が終了した。当日に公開された関連記事の総覧をお送りする。 イシス校舎裏の記者修行【89感門】 文:白川雅敏 本を纏う司会2名の晴れ姿 […]
イシス編集学校のアドバイザリー・ボード「ISIS co-mission」(イシス・コミッション)に名を連ねる9名のコミッション・メンバーたちが、いつどこで何をするのか、編集的活動、耳寄りニュースなど、予定されている動静を […]
コメント
1~3件/3件
2025-10-02
何の前触れもなく突如、虚空に出現する「月人」たち。その姿は涅槃来迎図を思わせるが、その振る舞いは破壊神そのもの。不定期に現れる、この”使徒襲来”に立ち向かうのは28体の宝石たち…。
『虫と歌』『25時のバカンス』などで目利きのマンガ読みたちをうならせた市川春子が王道バトルもの(?)を描いてみたら、とんでもないことになってしまった!
作者自らが手掛けたホログラム装丁があまりにも美しい。写真ではちょっとわかりにくいか。ぜひ現物を手に取ってほしい。
(市川春子『宝石の国』講談社)
2025-09-30
♀を巡って壮絶バトルを繰り広げるオンブバッタの♂たち。♀のほうは淡々と、リングのマットに成りきっている。
日を追うごとに活気づく昆虫たちの秋季興行は、今この瞬間にも、あらゆる片隅で無数に決行されている。
2025-09-24
初恋はレモンの味と言われるが、パッションフルーツほど魅惑の芳香と酸味は他にはない(と思っている)。極上の恋の味かも。「情熱」的なフルーツだと思いきや、トケイソウの仲間なのに十字架を背負った果物なのだ。謎めきは果肉の構造にも味わいにも現れる。杏仁豆腐の素を果皮に流し込んで果肉をソース代わりに。激旨だ。